みなさんは

「赤ちゃんだからわからないでしょ〜？」

そう思ってこども適当に話しかけたり、

無言でオムツを替えたりしてしまうこと、

ありませんか？

 

でも実は、

赤ちゃんは“意味”はわからなくても、

“気持ち”は確実に受け取っています。

たとえば、同じオムツ交換でも、

『くさ～い！無理！』なのか、

『気持ちよくなろうね♡』と

言われながらなのか・・・。

 

どっちが気持ちいいかなんて、

大人でも一瞬でわかりますよね。

赤ちゃんもまったく同じです。

むしろ、大人より敏感です。

 

（株）はな保育では、乳児クラスで

『1人ひとりに“特定の保育士”が関わり、

人権を大事に大人と同じように関わる保育』を

導入しました。

 

最初はぜ～んぜん話聞いてくれない保育士も

いました😢

「いやいや、理想論でしょ？」

「赤ちゃんなんて何もわからないじゃん？」

 

……でも、やってみたら全然違ったんです。

 

それまでの

“食べさせる”

“寝かしつける”保育が

明らかに変わりました。

キャビンアテンダントさんになったつもりで、

担当保育士が大人に関わるように

丁寧なことばで話すと、

子どもたちは

“自分で食べる・自分で眠る”ように

なったんです。

 

保護者の方も、

「えっ…家では全然寝ないのに、

ここでは自分で布団に入って

寝るんですか!?」って。

 

そうなんです。

安心している子は、勝手に育つ。

安心感は、すべての発達の土台なんですよ、

きっと。

 

よく食べ、よく眠り、泣きが減り、

「やってみようかな」という自発性も

どんどん増えていく。

これって “安心感”の上に成り立っている、

って思います。

 

「あなたのことを大事に思っているよ」

その気持ちを、

言葉と態度でちゃんと伝えること。

 

赤ちゃんは

“まだ何もわからない存在”

ではありません。

「全部感じて、わかっている“1人の人”」

なのです。