こんにちは はな保育園せきとりです。 開園してから、もうすぐ一年が経とうとしています。あっという間でしたが、一年間の子どもたちの成長は素晴らしく、驚くことばかりです。
今回は、もうすぐ幼児クラスへと進級する、れんげ組(2歳児)の様子をお伝えします
秋頃、れんげ組で“かぶ”の種をまきました それから外遊びをするたびに、“かぶ”の観察が日課となり「大きくなってるよ」 「白いのが見えてる」 「お水をたくさんあげよう」と大切に育ててきました。
そして先日、かぶを収穫しました
「大きい葉っぱだね」 「どれにしようかな~」
色々な形、大きさの“かぶ”が収穫できました
「かぶだよ」0歳児クラスのお友だちにも見せてあげたり
「園長先生みてみて~」嬉しそうに見せてみたり
お決まりのうんとこしょ…どっこいしょ… 一人でぬいたり、みんなでぬいてみたり
収穫した後は、おいしくいただきます
「給食さん、かぶスープにして下さい」 「はい。おいしいスープにするからね」
「これがかぶだよね」
「おいし~い 最高~」もちろん“かぶの葉っぱ”もいただきました
おいしくいただいた後は…
そうだかぶを作ろう
「かぶも、私の服も白いね~」コロコロ…ローラ遊び
「くるくるぬりぬり~」
こちらは緑色 葉っぱのところかな~
緑色に染めた新聞紙をビリビリ…やぶいて、貼って…カブの葉っぱが完成しました。
そして… ジャジャジャジャーン 大きなカブが完成しました
さあ「大きなかぶ」ごっこの始まりです
おじいさんが、かぶの種をまきました。
かぶの種も手作りです
お水をあげて 「おおきくな~れ」のおまじない すると…
「わぁー!こんなに大きくなってる」 おじいさんと、おばあさんでかぶをぬきますが、かぶはぬけません。
「そうだ!犬を呼ぼう!犬さーん、てつだってー」
犬がやってきて…うんとこしょ、どっこいしょ… まだまだかぶはぬけません。 「怪獣さーん、手伝ってー」
「ガオー!ガオー!」怪獣になりきって登場します。
怪獣も猫も一緒にうんとこしょ、どっこいしょ… まだまだかぶはぬけません。
「ピーマンマン手伝ってー!」
「はーい!」ちゃんと手でマントを表現していますね (←子どもたちの大好きなお話「グリーンマントのピーマンマン」もなぜだか登場です)
「ラ〇ンツェルも手伝ってー!」
「はーい」お上品に登場して これでやっと全員そろいました。
みんなで力を合わせて…うんとこしょ、どっこいしょ うんとこしょ、どっこいしょ~
やっと“かぶ”は、ぬけました 「ヤッター」
そして…ぬけた“かぶ”は、みんなでお料理をして 美味しいかぶスープにして食べました
「スープ熱いからフーフーしてるの」
れんげ組オリジナルの“大きなかぶ”は、おしまい
かぶを育て、収穫し、調理してもらい、食べる。目で見て触れて、食べたからこそ、イメージが沸いて作った、大きなかぶ。この実体験の感動から生まれていく、お話の世界ごっこ。
あれれ?絵本のストーリーにはでてこなかったよね?というオリジナルの登場人物たち。れんげ組の子どもたちの発想やアイディアがつまった、お話の世界。
4月の頃は、言葉もままならなかった子ども達が一年を通して、友だちと一緒に自分の言葉でお話の世界に入り込み、楽しい時間を共有できるまでに成長してくれました。日々の成長に感動しながら、残りの一か月。れんげ組で過ごす時間を大切にしていきたいと思います。
みんな大きくなったね。