はな保育

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保育士の仕事とはこんな感じ

保育士の仕事とは
こんな感じ

子どもの気持ちと大人の気持ち④ ~子どものケンカ~

子どもはよくケンカをします。

家で兄弟と、

(もしかしたらお父さん、お母さんとも?)、

園では友だちと。

 

ケンカは

お互いの気持ちが相手に上手く伝わらなかった、

相手の想いに気付けなかった時におきますよね。

乳児のうちはまだまだ他者理解ができず、

社会性も十分育っていないのだから

仕方のないことです。

幼児になると

だいぶ友だちの気持ちがわかってきて、

遠慮から思いを言えず、

悔し泣きする姿も見られるようになります。

それでも、我慢できず、

思いのままを相手に率直にぶつけて

ケンカになっても、

すぐに仲直りして遊べる子どもたちを

うらやましく思うこともあります。

子どもってすごいですよね。

さて、

「子どもはケンカをしながら育っていく」と

多くの方が思っているはずなのに、

実際に子どもたちが

ケンカをしている場面を見かけると、

周りの大人は

「やめなさい!」

「はい!もうおしまい!握手して、なかなおり!」

みたいなことを言います。

どちらかが手をだしていたとすると、

おそらくそちらの子が叱られ、

“ごめんね”を言わせる

ありがちなパターンです。

とりあえずのトラブル回避ですね。

そんな時、

子どもには何が伝わったんだろう??

と思います。

また、同じこと繰り返さないのかな、と。

 

自分だったらどうでしょう?

どうしてケンカになってしまったのか、

何を怒っていたのか、

何を伝えたかったのか、

何も聞かれることなく、理解もされず、

モヤモヤしませんか?

思っていることを言えずに終わったら、

「また、あの人ったら!」と

思ったりしませんか?

 

子どものケンカに遭遇したとき、

「こんな時、自分だったらこうしてほしい」

という場面を想像してみてはどうでしょうか。

案外ヒントがあるかもしれません。

次回は「ケンカ」について

もう少し深く考えてみたいと思います。

子どもの気持ちと大人の気持ち③  ~子どもの噛みつき・・・。なぜ?~

子どもの噛みつきがあると、

噛みつく子は悪い子、

噛まれる子はかわいそうな子、

のように私たち大人はジャッジをしてしまいがちです。

でも、ほんとうにそうでしょうか?

前回もお話しましたが、

まだことばで意思表示をすることが難しく、

善悪の判断もできない子どもたちです。

相手を痛い目に合わせてやろう!

という悪意はないことがほとんどです。

 

どのように伝えればよいのか、

を教えてあげなければ、

その方法さえ知らないのです。

 

また、一度教えても、すぐ忘れて、

やりたい気持ちが優先してしまうこどもたちです。

日々「くりかえし」伝えてあげることも大切ですね。

 

はな保育ではこんな風に対応しています。

①のケース:まずは「にゅっ」と腕が

出てくることが無いよう子ども同士の距離に気を配ります。

もし、噛みつきが起こってしまった時には

「○○ちゃん、いたかったって。

噛むのはやめようね。」

とやさしく諭します。

②、③のケース:まずは近寄ろうとしている子を見つけたら、

他のあそびに誘ってみたりします。

先に遊んでいる子が集中して遊んでいる時間を

大事にしてあげたいから、です。

「いま、○○ちゃんがつかっているから、

あとでかしてもらおうね。」

とことばをかけたりします。

先に遊んでいる子には

「あとでかしてね!」

とお互いの子どもの思いを言葉にして代弁し、

友だちとのかかわり方を教えていきます。

④のケース:これは大変困りますが、

「いやなことがあったの?」

「わかってあげられなくてごめんね。」と、

気持ちを受け止めながら

「おともだちを噛んだりしないでね。」

と伝えていきます。

 

いずれの場合も「こらっ!」「だめ!」

など大声で叱るような言葉から止めに入ると、

心のシャッターがピシッと閉まって、

何も聞いてくれなくなったり、

大声で泣いてこちらの言葉を遮ったり(さえぎったり)してきます。

 

私たちはびっくりもするし、

止めたい気持ちが優先してしまうときもありますが、

まずは(可能であるなら抱きしめて)受け止める、

を大切にしています。

 

どんなときも自分の気持ちをわかってくれる、

と子どもが感じてくれた時に、

きっと、確かな“絆”ができていくのだと信じて♡♡