こんにちは!はな保育園ひろじほんまちです
今日はそら組(2歳児)の様子をお伝えします。
春寒もようやく温み、本格的な春の到来を迎えました。
あちこちで春の植物が咲き始め、散歩に出掛けると子どもたちも嬉しそうに眺めています。
そんなそら組の子どもたちは最近、ごっこ遊びに夢中です!
〈電車ごっこ〉
「みんなー!れんけつしよ!」「うしろをもつんだよー」「しゅっぱーつ!!」
フラフープを電車に見立て電車ごっこが始まりました
「ガタンゴトン、ガタンゴトン」「右に曲がりまーす」
前のお友達に続いて上手に曲がったりちゃんとついて来れているか後ろを振り返り確認している子の姿も見られます。みんなとてもいい表情をしていますね
こちらは車庫から電車が出てくる様子です!
「電車が出まーす!!」
地面に線路を描くと嬉しそうに電車を走らせていました。
「まもなく電車が止まります。ご注意ください。」
以前電車に乗った時のことを思い出し車掌さんになりきってアナウンスしている子もいました
〈お医者さんごっこ〉
粘土で遊んでいるとき、インフルエンザの予防接種を打ちに病院に行った時の話になりました。
「あのね、おいしゃさんこうやってちゅうしゃしたんだよ」「すこしいたかったの」
「けがをしたらばんそうこうをはるんだよ。ペタ。」
その時のお医者さんの発言やどのように注射をしたのか、また怪我をしたときはどうしているのかなどの話になり、そこからお医者さんごっこがスタートしました。
「お医者さんからおくすりもらったの」と言う子の発案で薬作りをしました。
のりをつけて袋を作り…
「私がもらったのこんなのだった」とラキューで薬を作り袋に入れて完成
椅子を運んだり道具を準備して『そらぐみびょういん』が開きました!
「おなまえはなんですか?」「どこがいたいですか?」
患者さんに質問をし、答えてもらった内容をメモしています。
「おねつをはかりますね」「へいねつですね」
「むねのおとをききますね。ポンポン」「だいじょうぶ、こわくないからね」
「はい、おくすりです。はやくげんきになってね」「ありがとう」
本物のお医者さんや患者さんのように上手にやりとりをしていました
処方されたお薬をきちんと飲む子どもたち。
「これですぐなおるね!」
そのあと、役を交代して遊び、楽しいお医者さんごっことなりました。
〈そらぐみのパンやさん〉
子どもたちの大好きな絵本『からすのパンやさん』
色んなパンが載っているページが特にお気に入りで「これたべたい!」「こんなパンがあるといいね」という意見から「それならみんなでパンをつくってみよう!」という話になり、パン作りが始まりました。
「パンきじをこねこね♪」「どんなパンをつくろうね?」
どんなパンを作るか悩んでいる子は絵本を見ながら考えました。
「あっ、わたしは、なすパンにする🍆」「ぼくはバナナパンにしよ」
と作る物が決まり、生地を丸めたり伸ばしたりして…
「みて!カタツムリパンできたよ」
「上に棒(へた)をつけてバナナパンできあがり!」
「これはなあに?」「だいこんパンだよ」
皆思い思いに好きなパンを作っていました。
さあ、パンが完成したのでお客さんに買いに来てもらいましょう!
『そらぐみのパンやさん』オープンです🍞
「いらっしゃいませー、パンはいかがですか?」「やきたてですよー」
パンの匂いに誘われてお客さんがきました。
「このパンください」「はい、どうぞ」「ありがとう」
「いっただきまーす。モグモグ。おいしいな」
別のお客さんが来ました。
「わたしはメロンパンがほしいな」「いいですよ。はい!」
「ん~、おいしい」「わたしにもちょうだい」「いいよ、はんぶんこしようか」
今度は赤ちゃんを連れたお母さんが来店。
「あかちゃんがたべたいって」「いいよ、これオススメだよ」
「はい、あーん。あかちゃんおいしいって!よろこんでるー」
また別のお客さんが来ました。
「ぼくはねー、これがいいな」「これですね、どうぞ」「わーい」
「ふわふわだー、おいしー!!」
そのあとも続々とお客さんが来て…
待ち列ができる程大人気のパン屋さんとなりました。
この一年で子どもたちは様々な面で成長が見られました。
ごっこ遊びもその一つで、実体験がきっかけとなり遊びが始まりました。
イメージを膨らませて「こんなのはどう?」とアイデアをみんなで出し合い、このような遊びへと繋がりました。
子どもたちの想像力は本当に素晴らしいと改めて感じました。
今後も子どもたちが色んな経験をし、楽しめるようにしていきたいと思います。