こんにちは
はな保育園 せきとり ちゅーりっぷ組(3歳児クラス)です。
朝晩は冷えますが、日中はとても暖かい日が続き春らしくなってきましたね
去年植えたチューリップや、種を蒔いたれんげの花がもうすぐ咲きそうです
入園式にはキレイな花をたくさん咲かせて、お花たちもお祝いしてくれそうです。
さて、今回は、“作品展”と“絵本の世界を楽しむ会”の様子をお伝えします
ちゅーりっぷ組の子どもたちは、毎日たくさんの絵本を読み楽しんできました。
その中でも、“てぶくろ”という絵本を見て、ごっこ遊びが始まりました。
ウクライナ民話 「てぶくろ」
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
訳:うちだ りさこ
「ぼく、かえるやりたい」「わたしは、うさぎがいいなぁ」とその時その時やりたい動物の役になって始めました。
手袋に見立てるのは何がいいか子どもたちに聞いてみると・・・
「ふろしき!」
という事で、風呂敷や布を敷いて遊び始めました。
そうしている内に「お面作りた~い」「ぼくも~」「先生~、色塗りたいよ~」
よし、みんなでお面を作ろう
お面作り
「わたしは この色にしよ~っと」
「けろけろ・・・」
「どんな色だったか、見てみるね」
よ~く絵を見て色を考えていました。
「おしゃれぎつねはね、顔の色もおしゃれなんだよ~」
「きばもちいのししが、いいんだ きばって、すごくかっこいいよね」
「はやあしうさぎは、この色にしようっと★」
「ぼくは、絶対ぱんだがいいんだ」
ぱんだは絵本の中には出てきませんが、子どもの気持ちを大切にして、登場させることにしました。
それぞれの動物には“くいしんぼ”ねずみ、“おしゃれ”ぎつね、などの言葉が付いているので、「どんなぱんだにする?」と聞くと、「かっこいいぱんだ!!」と決めてくれました
できたお面をつけて、さっそく、てぶくろごっこを楽しみました
始まりの合言葉もみんなで決めました。
「てぶくろ、みぃつけた!入っちゃおっと」
「おしゃれぎつねよ、私も入れて」
「(てぶくろに入っているのは)だれですか?」
「くいしんぼねずみと、ぴょんぴょんがえると、、、」
てぶくろの中はぎゅうぎゅうだぁ・・・
「ほんの端っこにしてくださいね」
「ここに入ーれーてー」
てぶくろの中は、ちょっと狭いけど、みんながいるからあたたかいね
気持ちよくて眠っちゃいそう~
「ロンディーで、てぶくろつくろうよ」
そんな話から作ってみることにしました。
「ぼくは、はしご作るね」
「私、カラフルなちゅーりっぷの花を作るね」
「ぼくは、雪の積もってる花を作るよ」
「手伝ってあげるね」
「ペグさしでやってみるね。動物がお腹すいた時に食べるさくらんぼ、つくろっと」
壊さないようにそっと運んでね!!
てぶくろと、周りのお花を作ったので、動物たちも紙粘土で作ることにしました。
まずは何色の紙粘土がいるか考えます。
「ぼく、黒がほしい」
「わたしは、緑!!」
「口は赤がいいなぁ」
いいね、いいね、と友だち同士認め合いながら、話が進みました
「色をよくまぜようね」
「もみもみするの、力がいるね~」
一生懸命色を混ぜます
さぁ、作るぞ
好きな色を組み合わせて、それぞれの動物を作ることにしました♪
「これ、耳なんだけど、くっつけるのが難しいよう・・・」
かえるの、あの開いたような指を再現しています
「にこにこの、お口にするんだぁ」
「うさぎのみみはね、くたんって(垂れてるように)つくりたいんだ!」
出来上がった可愛らしい動物たち
どこか、作った子に似ているような・・・
とっても可愛いです
作品を飾ると、こんな感じになりました
会場には、今までの作品もつづって、置きました
そして・・・
絵本を楽しむ会当日・・・
保護者の方々が見えて、ちょっぴりドキドキしている子もいる中、「大丈夫。お友だちと手を繋げば、大丈夫だよ」と言ってくれる子がいて、みんなで手を繋いで心を落ち着けてから、始めました。
「頑張るぞ!えいえいおー!」
犬に吠えられて、逃げて隠れています。
仲良くなった動物たちは、春の訪れを感じて、みんなで“はるがきたんだ”の歌を歌うことにしました
どの子もすごくいい笑顔&いい声で、本番を楽しむことが出来ました
この経験もそうですが、1年を通してみんな少し大きくなったと思います。
来年の子どもたちの成長も、とても楽しみです
ありがとうございました。