さかのぼる事、約1カ月前のお話・・・・・・・・
朝、子どもたちは遊ぼうとすると、ツボの中に何かあるのを発見しました。
「あれ?作った人形が消えてるよ???」「でも、ツボの中に何か入ってるよ?」
「えーっと。にちようびにきたがだれもいない。すなばにおみやげをおいてく。ばんばよりだって!!」
急いで砂場まで行くと何やら砂の上にツルと大きな葉っぱがあります。
「これは何だ??」子どもたちの頭の中は?でいっぱい。砂をかき分けて掘ってみた!
すると、お芋が次々に取れるじゃありませんか!「でか!すごい!大量大量♪」
部屋に持ち帰り、みんなでお芋を並べてみました。
「見て、このお芋太っちょだね。」
「見て見て!!こんなにながーいよ!!!!!」
様々なお芋が収穫ができ、子どもたちは大喜び。色々な形があって面白くお芋の収穫はとっても盛り上がりました!
次の日のこと。
早速、サークルタイムでお芋の食べ方をみんなで決めることにしました。
どんなのがいいかな~?と考えながら「ホカホカにする食べ方があるよ」と伝えると「それがいい!!」「いいね~」
ホカホカにして食べることに決まりました。
すると、先生の後ろからこんなものが!「むーしーき」
「ここにお芋を入れて、お水も入れてタイマーを回してチンッ!と音が鳴ったらホカホカのお芋になるからね!」
蒸し器の説明をすると「えー!!ほんとに!」子どもたちは興味津々です。
≪ホカホカお芋の準備その①≫~お芋をキレイにしよう!~
お芋に泥が付いていないか、ついていたらお水と指でゴシゴシと洗い綺麗にしました。
とっても綺麗に洗えましたね!
≪ホカホカお芋の準備その②≫~お水を入れよう~
蒸すためのお水を準備!子どもたちが注いで1つずつをみんなの力でやりました。
≪ホカホカお芋の準備その③≫~お芋をセットしよう~
ホカホカお芋の準備も終盤になりました。お芋をセットしてタイマーを回すだけ!!
「ほんとに、できあがるのかなのかな???」「早く食べたいな~」
みんなの中に不安と期待が入り混じってドキドキしながら完成を待ちました。
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~40分後~
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「何か、匂いがする」部屋に広がる蒸されたお芋の匂いを嗅ぐ子ども達。❕
今か今かと待ち遠しく、早くならないかな、ならないかなと期待が高まります!!!
チンッ♪
「鳴った!!!!!!」子ども達はとっても嬉しそうでした。
園長先生も「鳴った!」とこの表情
3・2・1それでは、「オープン!!!」
立ち上る湯気に「きゃーーーー!!!」と歓声が上がりました。
綺麗に美味しそうに蒸されていますね
早速、みんなで食べよーう!
「いただきまーす!」
「美味しいなー」「先生!おかわりあるの?」
子ども達は本当にできたてのお芋が嬉しそうに食べていました。
子ども達がばんばのために作った人形のお礼にもらった、お芋。そのお芋がこうして子ども達の表情に表れて嬉しく思います。
美味しかったお芋のお礼に、お手紙も書いてくれました。
【裏話】
ばんばが人形を持ち去る前日の出来事・・・・
実は、園長先生がお芋を持ってきてくれました。夜のうちに先生たちで、えっさっほさと頑張って砂場に埋めましたとさ。
子ども達には、内緒のお話・・・