はな保育

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すくすく日記

発見がいっぱい!!(ゆめ組)

こんにちは。はな保育園せんのんじ。3歳児ゆめ組です

 

一年で最も寒さの厳しい季節となりました。

そんな中、梅のつぼみがふくらんでいるのを子ども達が発見。小さな春の訪れを感じます。

 

 

 

今回は、収穫した野菜と共に、新たな発見をした子ども達の様子をお伝えしていきたいと思います。

 

 

こちらは、昨年10月に植えた白菜やキャベツの苗。

 

 

 

 

【12月5日】 大きく育ちました。

でも大変!葉っぱが穴だらけ…

 

あっ、青虫発見!

 

みんなで育てた大切なキャベツ、「食べないでー!」

 

 

虫が好きな子が、青虫たちをバケツにいれてくれました。すると、途端に覗き込む他の子どもたち。

「え?何の虫?」「何だろう」「わかんない」と話していました。

 

そこで部屋にある図鑑で、調べてみる事にしました。

「これかな?」「これじゃない」「これだってば」  …なかなか結論が出ません。

(保育士もわかりませんでした。)

 

 

「じゃあ、育ててみれば分かるんじゃない?」と保育士が提案すると

「そうだ!そうしよう」「育てたい!」という事になり…

 

【12月6日】

飼って育ててみる事にしました。

ペットボトルを切り、ところどころ空気穴をあけました。青虫を入れて、虫かごの完成!

(隣に植えたブロッコリーの葉を入れました)

この即席の虫かご、汚れたら、そのままポイっと捨てられるんです。

 

 

朝登園すると「大きくなった?」と毎日覗き込んでいましたよ。

日数が経つと、青虫のご飯がなくなり、虫かごも汚れていくので…

 

 

 

時にはお引越しもしました。

畑では大根も育てています。こちらは、生長の途中で、間引いた葉っぱ ↓

これもいれてみました

 

が、あまり食べず。。。。(青虫にも好みがあるのかな)

 

 

 

そこで、今度はキャベツのおうちへお引越し。

最初は1匹ずつつかまえて移動していましたが、らちが明かないので

 

新聞の上で

一気に!ばさっと広げました。

やはり、キャベツは美味しいのか、沢山食べてくれました。

そうこうしているうちに、さなぎになりました。

 

          

 

 

話は少し戻り、キャベツの虫よけ対策へ。何とかならないかと考えました。

子どもたちの口に入るものなので、安心安全なものをと考えた結果、手作り虫除けスプレーを作る事にしました。

 

【インターネットで調べると、お酢1~3に対して、水道水20〜30との記載あり】

(実際のお酢の匂いかいでみる?)くんくん「うわっ!」何とも言えない表情をしていました。

 

水と薄めて、お酢スプレーを作りました。これで、大丈夫かな。

 

こちらは、【10月26日】にまいた、大根の種。

こんなに小さかった種が…

2か月後の【12月20日】

こんなに大きく育ちました!

 

水で洗って…

 

御願いします!

 

こちらは、

甘辛だれで【だいこんもち】を作ってもらいました。

 

 

白菜も大きくなりましたよ。

そして、

同じ時期に植えたほうれん草の種も、、

大きくなりました。

 

こちらは、クッキング♪

ばばばあちゃんの絵本で、作り方を見ました。

(よもぎだんご、もとい、ほうれん草だんごです)

ガリガリと、すりつぶし

 

白玉粉と混ぜ合わせて

【おだんごづくり】

丸くしたら、真ん中を少し指で押さえて、平らにしてね。

  

おやつの時に出してくれるよ。楽しみにしていてね。

 

食事の時間には一足お先に【ほうれん草のおひたし】を作ってくれました。

 

 

野菜が苦手な子もいますが、美味しかったようで、全員完食していました。

 

おやつには、ほうれん草だんごを作ってもらいました。

 

 

美味しかったね。ごちそうさまでした。

いつも子どもに寄り添い、メニューを考えてくれた調理師さん。いつもありがとうございます。

 

 

 

 

青虫のその後の話。

青虫は、さなぎになり、羽化しましたよ。

 

でも、思っていたのと何か違う…?

 

4月に年長さんが見つけた青虫がさなぎになり、羽化したのが、ちょうちょだったので、こちらを想像してしまっていて

 

「え?これは何?」「蛾(ガ)なの?」

 

 

するとちゃんと図鑑に載っていました。

 

インターネットでも調べてみましたが、「害虫」とばかり記載されていました。

一生懸命育てた作物が食べられてしまうので、「害虫」と言われるのは仕方ないのですが…

 

虫かごの引っ越しを繰り返し、色々なご飯もあげてきて、さなぎ期間2か月、ゆめ組さんで見守ってきたという経緯もあり、愛着もあったため、そんなに「害虫、害虫!」言わなくてもという気持ちにもなり、「モンシロチョウ」ではないけど、「一生懸命生きているね。大きくなって良かったね」と子どもたちと話しました。

 

 

 

そして「げんきでねー」とみんなで逃がしてあげましたよ。

 

   

 

【番外編その①】

カブトムシが大好きな子がいて、図鑑を眺め「カブトムシつかまえたい」「どこにいるの?」といつも話していました。

カブトムシは夏の生き物だよと話しますが、夏まで待っていられませんよね。

そこで季節外れの12月でしたが、「じゃあ、折り紙で折る?」と聞くと「作る!」と満面の笑顔。

折り紙の本を見て、一緒に作りました。保育士が可愛いかなと思い(勝手に目玉シールを貼りました)すると、

【つの】どうやって描いたらいいの?」と話すので、図鑑を持ってくると、上手に描いていましたよ。

どちらが、本物に似ているでしょうか。

  

 

 

【番外編その2】

最近、子どもたちがはまっている「泥棒と警察」(通称どろけい)

    

時には、警察に捕まえられて涙する子もいます。

 

でも、徐々にそういうルールのある遊びだと理解していくんですよね。

また、身体全体を動かし、友だちと協力して遊ぶ楽しさを知っていきます。

自分より学年が上の友だちの姿を真似して、時には作戦を立てて、考える力を養っていきます。

年長さんと過ごすのも残り2か月をきりましたが、一緒に遊んで思い出を作っていこうね。

 

 

空気の乾燥が気になる時期です。風邪やインフルエンザなどの感染症予防に十分配慮しながら、元気いっぱい過ごしていきたいと思います。

 

次回のゆめ組さんでは、絵本の世界でのごっこ遊びの様子をお伝えします。

ぜひ、楽しみにしていてくださいね。