こんにちは、はな保育園あらこです
園庭のチューリップが芽を出し、かすかに春を感じるこの二月半ばに、子ども達の遊びの集大成となる作品展を行いました!
子ども達が「好き!」「やってみたい!」と思う遊びを作品にしました。
改めて保護者のみなさまにお見せできることを保育士一同うれしく思います。
さっそく、子ども達が心をこめて作り上げた五つの世界にご案内します
一人ひとりの制作の様子は追ってクラスのブログや園フォトでもお届けしますので、どうぞお楽しみに!
ももぐみ
かがくいひろし作「だるまさん」
絵の具の感触はフシギ!
ツヤツヤしてて、冷たくて、なんかベタベタ……あれ?放っておいたら取れなくなっちゃった!
と、こんな感じで四月には「なにこれー!?」と泣けてしまった子もいました。
それから少しずつ絵の具に親しみをもち、今では手や筆で自由に描いてみるようになったそうです!
子ども達が思い思いに描いた赤色の画用紙と、お気に入りの絵本「だるまさん」。
二つが合わさって、ももぐみの「楽しい!」がつまった「だるまさんの世界」ができあがりました
たんぽぽぐみ
エリックカール作「はらぺこあおむし」
好きな色の折り紙を「選んで」「つまんで」「やぶる」!
これまでの生活や遊びを通して、指先を使った制作ができるようになったたんぽぽぐみ。
「やぶる」って目で見ても音を聞いても楽しいね
思う存分やぶった後は、おなじみの「のり」で貼りました。もう慣れたよ!
シールも、あの頃は指にばっかりくっついて全然貼れない~~!!なんてこともあったけれど。
小さいあおむしの顔に、こんなに小さなシールを貼れるようになってすごいなあと思いました
おやはっぱのうえに~と子ども達の歌声が聞こえてきそうな「はらぺこあおむし」の世界ができあがりました!
チューリップぐみ
さいとうまき作「ペンギンたいそう」
チューリップぐみは海の生きものが大好き
夏には「ペンギンかけっこ」や「ペンギン体操」を楽しみ、運動会でもペンギンになりきっていました!
何でもない日にも「ジンベイザメ描く!」「水族館いったよ!」と話すほどに好きなようです
青い折り紙はハサミを使って、保育士に支えられながらそーっとそーっと切りました。
それから紙コップにペタペタ……うーん、立体に貼るのって難しいな。
でも、貼れば貼るほどペンギンに見えてきて楽しい!!
ペンギンの目も自分で描いてみました
スプーンやフォークを使えるようになった子ども達、ペンの扱いも慣れてきましたよ。
見学にきた幼児クラスの子ども達も「かわいい~」「水だ!」「氷もある!」と感動していました。
チューリップぐみのペンギン愛が伝わってきますね
ひまわりぐみ
なかがわりえこ・おおむらゆりこ作「ぐりとぐら」
ひまわりぐみの自信作、「ぐりとぐらの世界」です
キノコもフルーツもどっさり!子ども達のやる気が表れていますね!
一人ひとりが何を作ろうか考えてコツコツ作り上げてきた作品は、集めてみるとなんと保育室の半分を占めました!
協力することのすばらしさが伝わってきます。
みんなで力を合わせると、こんなに大きな作品も作れちゃう!
このフライパンから今にも溢れそうなカステラ!おいしいに決まっているよね!
「これわたしが描いた!」「みんなで作ったんだよ!」と話してくれた子ども達。
とても楽しかったことを、キラキラした目が教えてくれました。
おや?
「ぐりとぐらの世界」の向こう側に、何かあるみたい……
「むしじんじゃ そっちだよ」
こ……これは……!!
さくら・なのはなぐみ
おのりえん・おかもとよしろう作「うちのこまるをしりませんか」
LAQの手水に手作りのおみくじ(百円)……
巫女さんやナナフシおねえさんがいる!
まちがいない、ここが「むしじんじゃ」だ!!!
「神社のえほん」「神社・お寺のふしぎ」は、神社づくりのために図書館で子ども達が借りてきました。
神社づくりのきっかけは、1か月以上前のこと……
大きなお寺と神社に初詣にいったことでした。
「本物」を体験した子ども達、すぐに「作ってみる?」「どうやって?」と動き出しました。
それぞれが好きな遊びを応用し、「むしじんじゃ」の世界を広げていってくれました。
大きくて手に余るときは支え合おう!作ったらみんなで遊んでみよう!
子ども達が自ら考え、作り、遊ぶ。その中にまた閃きがあって、それを表現していく。
そんな主体性によって、鳥居一つから壮大な「むしじんじゃ」ができあがりました
楽しかったね!
作品展の後、ある男の子が言いました。
「あのさー、ダンボールでさー、○○作りたい」
子ども達の「やってみたい!」は止まりません!!