こんにちは!はな保育園ほりた通です
寒さが一段と身に染みるこの季節。
白い息を吐きながらも、子どもたちは元気に走りまわっています。
日に日に寒さが増すこの頃ですが、子どもたちは外で元気いっぱいに遊んでいます。体調を崩しやすい季節のため、健康に気を配りながら本年も楽しく過ごしたいと思います。
今日はかりん組・さくら組で盛り上がっているお正月遊びとゆうびんごっこの様子をお伝えします。
〈お正月遊び〉
カードゲームが前から好きだった子どもたち。かるたを出すと大喜びで遊び始めました。
ひらがなが読めるようになった子はサッと札を取り、嬉しそうに「取れたよ!」と見せます。
まだひらがなが読めない子もいますが耳で聞き、読み札を見せ、読んだ札の文字を見ながらイラストの札に書かれている同じ文字を探すことで札を取ることができています。
「みつけた!!」
「やった!!ぼく、取ることできたよ」
ひらがなに関心を持つきっかけになったりことわざを知り「〇〇って言葉はどんな意味?」と疑問に思ったことを尋ねる子がいたりします。
お手玉を使ったあそびでは、片手で投げ床に落ちないようにキャッチしたりわらべうたの「もちつき」をしたりして楽しんでいます。
「ぺったらぺったん、もちつきもちつき♪」
「今年もお米がたくさんとれますように…よろしくお願いします。(頭の上のお手玉を落とし両手でキャッチ)」
コマ回しは特に人気です。
回し方のコツを掴んだ子どもたちは誰が一番長く回すことができるか勝負しています。
「それ~!!」
「(どっちの方が長く回るかな…)」
けん玉にも興味を示し、技の表を見ながら一生懸命練習しています。
「足を肩幅に開いて…」
「玉を真上に…あげる!!」
なかなか根気が必要なけん玉ですが、できるようになる為に毎日頑張って練習している子どもたちです。
〈おせち作り〉
集まりの際に図鑑を使って正月についての話をした時のことです。
お休み中におせちを作ったり食べたりしたことを話してくれる子がいました。
そこで月間絵本の「おせち」を読むと関心を持ち「おせちを作りたい」という気持ちが芽生えた子どもたちはおせち作りを始めました。
知っている食材をお重に入れ、それ以外は本を参考にしながら詰めていきました。
どこに何を詰めるか考えながら作っていますね
完成したおせち料理と一緒に鏡餅を作っていろいろな人にごちそうしてくれました。
作った料理を尋ねると「これがきんとんでこっちがかまぼこだよ」と説明してくれました。
他のクラスの先生にも食べてもらいました。
そのあともみんなでおせちを美味しくいただきました。
〈ゆうびんごっこ〉
年賀状がお家に届いたことでお手紙やはがきに興味を持った子どもたち。
ひらがなを書いたり読んだりできる子が増えてきた為、ゆうびんごっこを始めました。
「はがきを1枚下さい」
お客さんがはがきを買いにきました。はがき代を受け取り…
レジにお金を入れます。
「はい、どうぞ」「ありがとう」
お客さんにはがきを渡し、好きな色の切手を選んでもらいます。
切手をのりで貼って宛先と自分の名前を書きます。
ひらがな表を見ながら丁寧に文字を書いています。
書き終わったはがきはポストに投函します。
「喜んでくれるといいな」
さあ、いよいよ配達の時間です。
張り切って帽子を被りカバンの中にはがきを入れて準備万端です。
はがきを渡す際、誰からのお手紙かきちんと伝えて渡しています。
「〇〇ちゃん、〇〇せんせいからお手紙です。」
他クラスにもはがきを配達します。
「〇〇ちゃん、〇〇ちゃんからお手紙です。」
「ありがとう」
ドキドキしながらも上手に渡すことができていました。
お正月遊びは、日本古来の風習や伝統的な遊びを知り「昔の遊び」を体験することができます。
また、お正月の伝統的な遊びをみんなですることで、コミュニケーション力を養うねらいもあります。
ゆうびんごっこは郵便屋さんになりきることを楽しんだり保育士や友だちと、手紙のやり取りを楽しむことや遊びを通して文字や数字などに興味をもつきっかけになります。
今後も様々な体験ができる機会を考えていき、子どもたちが楽しみながらいろいろなことを感じたり思ったりできるようにしていきたいです。
今年も子どもたちが元気に楽しくすごせますように。
次回の更新もお楽しみに