こんにちは
はな保育園せきとりです
今回のブログでは、はな保育認可園の4.5歳児が使うお茶碗についてご紹介させていただきます
はな保育園、独自の茶碗を瀬戸市の窯焼き“稲山陶苑さん”にお願いをして作っていただきました。
(子ども達が持ちやすい大きさや、重さなど試行錯誤していただきました)
瀬戸市といえば… 焼き物の街
子ども達にも、自分たちの住んでいる地域の、伝統的な文化を是非知ってほしいという思い
もうひとつは、茶碗の程よい重さと陶器ならではの温かみから、子ども達が、よりご飯を美味しくいただけるといいよねという、はな保育の社長、部長の思いから今回の、はな特製🌻茶碗が完成する経緯となりました
こちらです↓
はな保育シンボルのお花マークが底と、側面にもありとても素敵に仕上がりました
はなの印鑑も特別に作っていただきました
4.5歳児にお披露目
瀬戸市ってどこ??
まずは、愛知県の地図を見てもらい、自分たちの住んでいる名古屋市の場所と、瀬戸市の場所を確認しました。
『みんなの住んでいる所は、何市か知ってる?』と聞いてみると…
『知ってるよ!名古屋市でしょ』と答えてくれました。
『じゃあ瀬戸市は知ってる?名古屋市と近いよね 同じ愛知県なんだよ 先生はね、瀬戸市に住んでたの。
そこはね、先生が産まれるずっとずっと前からね、瀬戸物っていうお茶碗とか、陶器が有名だったんだよ』
『えー!大昔じゃん!』 『大昔……笑』
ろくろって??
『瀬戸市はお山からたくさん土の粘土がとれるから、その土粘土でお茶碗を作ってたんだよ』
ろくろの写真を見せて『これ知ってる?』と聞くと
『あっ!僕それやったことあるよ。お父さんとお母さんと僕のお茶碗を作りに行ったの』
『そういえば!私もある!私はコップ作ったよ』 と、何人かの子がろくろ体験をしたことがある子もいました
これがね、職人さんが作ってくれた、はな保育のお茶碗だよ
『みんながご飯を美味しく食べてくれますように…って願いをこめて、職人さんが一つ一つ手作りで作ってくれたんだよ』
『名人(職人)に会いたい!』 『お名前なんていうの?』 という子も
お茶碗使うときに気を付けることって??
『こんなに心こめて作ってくれたから、大事に使いたいよね。どんなことに気を付けるといいかな??』
『このお茶碗は、いつもの(プラスチック)お茶碗と違って、落とすと、割れちゃうよ。』
『そっと持って食べないといけないよね』
みんなで出し合った約束を守りながら
美味しいお茶碗でいただきま~す
『なんかいつものお米より美味しいね~』
食べ進めていくと『みてみて お花がみえたよ~』底の花マークがみえてくるのも嬉しそう
『みてみてこのお花のマークから、神様がでてきてね、願いをかなえてくれるの』 なんて都市伝説?!も生まれてました(笑)
『全部食べたよ』
お茶碗を戻す時も、そ~っと戻してくれていました
ご飯粒も一粒も残すことなく、きれいに全員が完食してくれました
なんだか、お茶碗も嬉しそうです
住んでいる地域について知るきっかけや、物を大切にすること、作ってくださった方への感謝の気持ち…
そんなことが、子ども達の言葉や表情から伝わってきて、とても嬉しく思いました
おまけ
『先生、すぐに僕もお茶碗作りたいから、今すぐお山で粘土とってきてくれる?』とAくん。
『……。。い…今から~?! しかも粘土から掘るの~!!』本格的!(笑)