こんにちは!はな保育園ほりた通です
ポカポカ陽気に誘われて、新年度がスタート致しました。
進級して新しいクラスになり張り切っているあじさい組(4歳児)の子どもたち。
元気に「おはよう!」と挨拶する姿やテキパキ支度を進め、好きな遊びを友達と楽しむ様子が見られます。
今日はそんなあじさい組の子どもたちの遊びの様子をお伝えします。
〈春が来たね🌸〉
暖かく過ごしやすい気候になってきたことで、園庭に植えてある木の枝から新芽や蕾が出てきました。
日が経つに連れ、花が咲いたり葉っぱが大きくなったりする変化にいち早く気がついた子どもたちは喜び、優しく触ったり落ちた花びらを集めたりしています。
〈くさぶえあそび〉
今月の月刊絵本の『くさぶえあそび』を読んで興味を持った子どもたち。
この本は色々な種類の植物で作る草笛作り方や笛を吹く時のコツなどが載っています。
読み終わった子が「くさぶえを作ってみたい」と言ったことがきっかけで園庭に生えている葉っぱで笛を作ってみることにしました。
どの葉っぱが良いか慎重に葉っぱを選んでいますね。できるだけ大きい葉っぱを探したり作り方によっては柔らかい葉の方が向いていたり逆に硬い葉の方が良かったりするので色々試してみました。
「この葉っぱは柔らかいね」
まずは、シマトネリコの葉っぱを筒状に丸め吹いてみました。
「フー、フー…う~ん、音が出ていないな」
「スー…出ないなあ」
絵本に載っていたアオキやヒサカキなどはなかった為、違う葉っぱで試してみましたが、残念ながら音は出ませんでした。
今度近くの公園や園周辺を散歩して探してみよう!という話になったので、またお知らせしたいと思います。
〈生き物の観察〉
暖かくなってきたことでてんとう虫やダンゴムシなど、虫の姿が見られるようになりました。
プランターの下や芝生とコンクリートの間など虫がどの辺にいるのか把握している子どもたちはあちこち探して捕まえています。
「先生!見て!見つけたよ!」
早速、虫を発見しました。子どもたちは虫探しの名人ですね。
見つけた場所の土や枯れ葉をスコップですくいダンゴムシのお家作り🏠
何を食べるのか考えながら、枝や落ち葉を入れました。
また別の日に幼虫を土の中から見つけました。
何の幼虫か図鑑で調べたり観察して絵で描いたりする子の姿が見られました。
絵を描いている時に「体は柔らかいね」や「体に点々の模様があるね」など話していたので気がついたことも書けるよう“かんさつノート”を用意しました。
気がついたことや感じたことを素直に書いていて子どもたちの観察力や感性の豊かさに驚いています。
現在、幼虫は蛹になる為の準備中なので子どもたちとなんの成虫になるのか楽しみに待ちたいと思います。
また、幼虫とダンゴムシ以外にカタツムリを飼育することになり、みんなでお世話をしたりカタツムリの遊びをしたりと盛り上がっています。
その様子は後日お伝えしていきます。
今後も子どもたちが興味を持ったことや気がついたことを大切にし、関心を更に深めたり新たな発見へと繋げていけるようにしていきたいです。
次回の更新もお楽しみに。