こんにちは！

はな保育園ひろじほんまちです

新年度がスタートして、早くも一ヶ月。

楽しかったゴールデンウィークも終わり、

少し疲れが出てくる頃かもしれません。

体調管理に注意しながら、今月も楽しんで過ごしていきたいと思います！

 

つき組（３歳児）さんは、最近「11ぴきのねこ」の絵本に夢中になり、

何度も「読んで？」と絵本を持ってきたり、「大きな魚怖いね」などと

絵本に出てくるものに興味を示したりしています

 

そんなある日、つき組の部屋に行ってみると

猫たちから手紙が届いていました

 

「これなんだ？」

「これってもしかして11ぴきのねこからの手紙！？」

「なんて書いてあるんだろう？」

１人ひとりが手紙を見ながら感想を言ったり、

ひらがなを読める子は一文字ずつ読んでみたりしていました

保育士が手紙の内容を伝えると…

 

「この中に大きな魚出てきたよね！」と絵本を手に取り、

「ほら、このページ！魚は湖に住んでるんだよね！」と、

絵本の内容を思い出しながら、どんなところに大きな魚が住んでいるのかを考えていました。

保育園の中にいるのか、公園にいるのかなど、様々な考えを話している子ども達。

最初にどこを探すのかみんなで話し合い、最初は園庭を探してみることにしました

 

前日が雨だったこともあり、園庭には水溜りがたくさん。

中を覗いて「おーい！大きな魚さーん！」と呼んでみましたが反応はなし…。

 

「次はあっちを探してみようよ！」と園庭中を探しているつき組さん。

 

あちこち探してみましたが園庭には大きな魚はいないようで、この日は見つかりませんでした

 

次の日、つき組の部屋に行ってみると今度は猫達の足跡が壁に残っていました

 

「なにこれー！」

「11ぴきのねこの足跡だ！！」

と、驚いている子や嬉しそうに触ってみる子、どうやって部屋に入ったのかを考える子など

様々な反応をしていました！

保育士が「もしかしたら大きな魚が見つかったか、見に来たのかもしれないよ！」と話すと

子ども達は「すぐに見つけてあげなきゃ！」と更にやる気満々になり、次は公園へ探しに行くことにしました。

 

どこかにいるかもしれないと公園の中をよく見て探している子ども達。

木の上の方や遊具の方、通りかかりの人に聞く姿も見られました。

 

公園にも水溜りがあったので中を覗きましたが、大きな魚は見つからず…。

保育園に戻ってもう１度みんなで話し合っていると

「もしかしたら大きな魚さん、わたしたちが来る事が分かって隠れているんじゃない？」

と話す子がおり、それを聞いたつき組さんは

「なら見つからないように探しに行こう！」と意見を出し合い、

みんなで車で探しに行くことになりました🚗

 

段ボールの車を作ろうと決め、段ボールに白い紙をのりで貼り、

それから絵の具で色をつけることにしました！

のりの感触が楽しいようで、「ベタベタするね！」「やわらかい！」など

感想を言いながら友達と仲良くのりを貼っていました

 

段ボール全体に白い紙が貼り終わったあとは絵の具で色を塗りました！

真剣な表情で塗り進め、白いところがなくなっていくのが楽しいようで

「まだここが白いから塗るね」と話し、丁寧に塗っていました

     

全部の色が塗り終わるとこんなにも鮮やかになりました！

 

車が完成したらどこの公園に探しに行くのか、11ぴきのねこがどこに住んでいるのかなどを話し合い、

段々と絵本の世界へ入り込んでいる子ども達！

今後も話し合いながら１１ぴきのねこの世界を広げていこうと思います