はな保育

かたつむりブーム到来🐌&サラダとまほうのおみせ

こんにちは!はな保育園ほりた通です

さわやかな風に、暖かい日差し。外遊びやお散歩が楽しい季節になりました。

園庭では、春の植物が次々と花を咲かせたり、ちょうちょやてんとう虫など様々な昆虫が見られるようになってきました。

今日はあじさい組のかたつむりに関する遊びや生活の様子、またかたつむりをきっかけに始まった『サラダとまほうのおみせ』のごっこ遊びの様子をお伝えします。

 

〈保育園にかたつむりがやってきた〉

保育士の家の庭で4匹のかたつむりが見つかり、保育園に連れてきたところ興味を示してくれた子どもたち。

図鑑を広げ「エサは何を食べるのか」「何の種類か」など気になったことを調べる様子が見られました。

かたつむりを観察しているうちに気が付いたことを話したり、絵を描きたいという声があったため、観察ノートを用意しました。

よく観察して色や形などしっかり描くことができていますね。着目するところも面白いです。

 

〈かたつむりのお世話〉

子どもたちと話し合い、クラスで飼うことになりました。

まずは、お家を掃除するために虫かごにかたつむりたちを移します。

汚れたところもきちんと掃除をし、袋に入れて捨てます。うんちも嫌がらずにティッシュできれいに拭き取っています

餌をあげ、霧吹きで水を掛けてお掃除終了です。

お家がきれいになったことで喜んだかたつむりが上まで登ってきました♬

 

〈かたつむりのいる生活〉

かたつむりのお世話をしたことで愛着がわいてきた子どもたちは名前をつけて呼ぶようになりました。

かたつむりたちの様子を観察し、「このかたつむりはよく他のかたつむりに乗っているから“おんぶちゃん”にしよう」

「この子は殻の色が濃いから“きららさん”にしよう」※このあとご紹介する絵本に登場するかたつむりの名前です。

など特徴を捉え、名前を決めていきました。

毎朝ケースを覗いたり掃除したりし終わったあと、自由にお散歩させ「おんぶちゃん」「きららさん」と優しく声を掛け、殻を触っています。

かたつむりを飼うようになってから更に関心を持つようになり、次第にかたつむりのゲームや遊びをする姿が増えていきました。

こちらはテンポかたつむりというゲームで、サイコロを振って出た色のかたつむりを前に進めてゴールを目指すゲームです。

粘土あそびでも、かたつむりを作っています。

「この子はきららさんだよ」

色々なおもちゃを使ってかたつむりを作るようになりました。

それを見て他の子も作りたい気持ちになり、教え合って作るようになりました。

かたつむりだけだと寂しいので植物を作ることにしました。

あじさいをチラシと折り紙で作り、ラキューで作ったかたつむりを飾って完成!!

玄関に飾ったところ、いろんなクラスの子どもたちや保護者の方がニコニコしながら見て通るようになりました。

 

〈絵本『サラダとまほうのおみせ』のごっこあそび〉

絵本『サラダとまほうのおみせ』の内容紹介(あらすじ) - カズコ・G・ストーン | 絵本屋ピクトブック

~あらすじ~

大きなヤナギの木の下にある“やなぎむら”には、バッタとカタツムリとクモ、それにアリの家族が住んでいました。

ある日この村にイモムシのモナックさんが引っ越してきて、サラダのお店を開きました。おいしくて、村のみんなに大評判です。

ところがある朝からそのお店は「お休み」になってしまい、心配になった虫たちがモナックさんのお店を尋ねに行きます。

そこであることが起きました。それは…

というお話です。

昆虫が大好きな子どもたちにとって、身近に感じる虫たちが登場する絵本は大ヒットでした。

ひらがなが読めるようになったことで自分で読むようになりました。また保育者に「読んで」と持ってくる子がいると、読んでいる間に

他の子たちも集まってきてみんなで絵本を楽しむようにもなりました。

そして絵本を繰り返し読んでいるうちに物語を覚え、めくったページの台詞や展開を言える子が見られたり、「やなぎむらに行ってみたい」と言うようになったりしました。

絵本の場面で子どもたちが好きなシーンがあります。

それはセッセかぞく(あり)のぼうやが四つ葉のクローバーを見つけるところです。

そこで近所の公園にシロツメクサがたくさん生えている場所があるので、子どもたちと四つ葉のクローバーを探しに行きました。

四つ葉のクローバーを一生懸命探す子どもたち。たんぽぽやカタバミのお花なども咲いていたため、嬉しそうに摘む姿も見られました。

クローバーを探している途中、てんとう虫を発見し大喜び。

「テンテンさん、みつけた!!」

おや、他にも何かをみつけたようです。

「なんだろう、これ?」

紙のような物が落ちていました。

中を確認してみると…

なんと絵本に出てくる“たちあおいむらへ行くための地図”だったのです。

「なんで落ちてるの!?」「トビハネさんたちが来たのかな?」「まだ近くにいるかもしれない」

と大騒ぎの子どもたち

さっそく、虫探しや村へ行く道を探しはじめました。

「この木はトンネルかな?」

「あっ!ちょうちょだ!」「モナックさんかな?」

びっくりすることや嬉しいことが起きたお散歩となりました。

園に帰ってきた子どもたちは、園長先生や先生たちに公園で起きたことを嬉しそうに話していました。

それ以降、更に絵本の物語に関心を持った子どもたちは…

絵本の登場人物やお店を描いてみたり・・・

“たんぽぽけーき”や

“はっぱのサラダ”を作る姿がありました。作った料理は保育者や他クラスの友達に御馳走してくれました。

絵本の遊びが広がってきた子どもたちは「やなぎむらを作りたい」「お店屋さんを開いてみたい」「きららさんになってみたい」と思うようになりました。

そして、あじさい組で『サラダとまほうのおみせ』を作ることになり…

園全体を巻き込んであるイベントが始まることになったのです。

その様子は次回お伝えします。

次回の更新をお楽しみに

 

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