職員の家にあるみかんの木にいたあおむしが、保育園にやってきました。
少し元気がなかったあおむしでしたが、子どもたちは興味津々。登降園の際に、保護者の方と一緒に成長を見守る姿が見られました。
元気になると、葉っぱをたくさん食べて、葉から葉へと動くようになったあおむし。
いつの間にか、あらこの人気者に!
そんなある日、動きがゆっくりになり、気づくとじっと動かなくなって…なんと、さなぎになっていました。
「いつちょうちょになるのかな?」
子どもたちはさなぎを毎日観察しながら、羽化の日を心待ちにしていました。
そして今朝、職員が見ると、さなぎの中にうっすらと羽が…。「そろそろかもしれない」と思っていたその矢先、
9時に登園してきたお友だちが「せんせい!ちょうちょが!」と教えてくれました。
見ると、ちょうちょがさなぎから出て、ひっくり返っていたのです。羽がまだ濡れている様子…。
保育士が「羽がかわくまで、がんばってるんだね」と教えてくれました。
そして、残されたさなぎを見ていると・・・
中から液体が・・・「なんでぬれてるの?」「さなぎのなかに おみずあるのかな?」
子どもたちはさなぎの中をじっと見つめたり、指で触れてみたりしながら、観察していました。
自然のふしぎ、いのちの成長にふれる貴重な体験となりました。
今日は雨でしたが、明日晴れたら、いよいよちょうちょを空へはなす予定です。
「おそらとべるかな?」「また あそびにきてね」
そんな子どもたちの声が聞こえてきそうです