こんにちは。はな保育園ひろじほんまちです。
ちきゅう組(5歳児)と、たいよう組(4歳児)は、野菜や花を育てています。
今回は、身近にある自然と触れ合う子どもたちの様子をお伝えします。
園庭に保育者が空のプランターを園庭に用意すると、「これ、なににつかうの?」「おはなのいれものでしょ?」
「前はあっちにトマトがあったよね!」と話す子どもたち。
『プランター』という名前を聞いて「あっ聞いたことある!」と思い出したようでした。
「今年も、新しくちきゅう・たいよう組さんで苗を植えるのはどうかな?」と提案すると
「それいいね!」と元気に返事をし、去年の年長児と一緒に育てたことを思い返して、キュウリやトマトを育てるのをとても楽しみにしていました。
用意した苗を二種類みんなに見せ「どちらがキュウリの苗でしょうか??」とクイズをだしました。
「こっちかな~」「どっちだったかな」
グループに分かれて、まずは土を入れる作業をします🌼
ふかふかの土の方がすきなんだね~。
お砂場のすなとちょっとちがうね~
やさいのにおいもするよ!
苗ポットを優しく持って、ひっくり返してみると
「わぁ!なんだ!すごい白い線がいっぱい入ってる」「ねっこじゃない?」
と、大発見の連続です!
「ねっこがびっしりだ!」「あたらしく広いおうちにお引越しさせてあげよう~」
苗を入れる穴を掘って…まっすぐ植えて…やさしくポンポン
元気に育ちますように!!
子どもたちのなかには、園庭に出る度に様子が気になって話し掛けたり、観察している姿も見られます
観察力も鋭く、話す内容がとても興味深いです。
新芽をみて、「お姉ちゃんが赤ちゃんの葉っぱを優しくギュッと抱っこしてくれているみたいだね」と
自分と妹の事を思い出しながらサークルタイムで話している子もいました
「あ!きのこ!」
園芸用の土に潜んでいた菌(ヒトヨダケといい野菜には無害の、日光で溶けてしまうきのこです)が育っていて
子ども達はびっくりした様子で「きゅうりが好きなのかな!?」ときのこの話題でも盛り上がっていました
また、正門から園庭までのスロープにもプランターを設置しました。
たいよう組の子たちが新しく花の種を蒔くために土を入れ替えたり、種をポットに蒔いて芽吹くまでは霧吹きでみずやりをしました。
どんな花が咲くか楽しみです。
保育室にはみんなの観察した絵日記が掲示されています。
大きくなってきたら、またその様子を描こう!
「こんなトマトになるといいなぁ」
☆バケツ稲の取り組みも始まりました!☆
5月初めの時期、お米から稲まで育て、秋には収穫できるようにみんなでお世話をしたり観察していきます。
種もみから芽出しをするため、グループごとに種もみを水に浸しました。
つぶつぶ、どんなにおいがするかな?
「美味しいお米になるんだよ~」「いまからお米(が出来て収穫するの)はずいぶんさきだよ?」「だって早く食べたいんだもん」
「(収穫したお米で作るのは)おにぎりがいいな~!」
土を混ぜて、乾かすことで菌を活性化させバケツ稲のいい土壌を作ります!
いしころみたいに固まっている土も潰してまぜて!よいしょ!よいしょ!
「ふーん、これが、『あかだまつち』っていう名前なんだ」
バケツに移して水を混ぜ、よくかき混ぜて泥状にする工程では「うひゃぁぁぁ!手が…!真っ黒だぁ!」
「どろどろだぁ~!」と大はしゃぎの様子でした。
芽の出た種もみを植えて、あとは育つのを待つばかり…
大きくなりますように!!
☆川名公園へお散歩☆
シロツメクサが沢山咲いているエリアに入って
「おはなをふまないように!」と気を付けながらも飛び越えて奥へ奥へと進んでいきます。
気持ちいい花の匂いに包まれながら花を摘んで、ハイポーズ📸
こちらは「保育園の先生に、一人ひとつずつおはなあげるんだ」とおみやげのブーケを作ってくれています。
「これは仲良しの木のえだなの!」と友だちと垂れ下る枝に代わるがわるつかまって見せてくれました。
様々な植物が芽吹く春、目によく映る草花に興味を持ち始めていて、散歩中に摘んだ花や、見つけた春の植物を
お散歩用のポケット図鑑で調べたりしながら親しみを感じているようです。
「おはな!チューリップ!」
「ハルジオン…この花いっしょだ!みつけた!」
シロツメクサのブレスレットに指輪、花冠にネックレス、ブローチなど本当に様々な作品を作って自慢し合っていて微笑ましかったです。
保育園で育てている花(ジニア・カモミール)や野菜も元気に育ちますように