こんにちは。はな保育園ひろじほんまちです。
街はモクレンの花で満開になり、桜は平年よりも早く咲き、春を迎えました。
そして、卒園の季節となり先日、はな保育園でも卒園式を行いました。前日までは、雨が降っていましたが当日は止み、暖かな日差しに包まれて気持ちよく卒園児を送り出すことができました。
登園すると、少し緊張した面持ちの子もいましたが、手作りのコサージュを担任に付けてもらうと笑顔を見せていました。
「いつもと違う服で、素敵だね!」「プリンセスみたい!」
卒園式当日を迎え、子ども達から「ドキドキする!」「緊張してきた!」と声が聞かれたので、「いつも通り、やれば大丈夫!がんばろうね!」と担任に励まされると、少し緊張が解れたようです。
【入場】
一人ずつ名前を呼ばれると元気よく返事をして一礼し、入場しました。
【卒園証書授与】
「わたしは、○○しょうがっこうへいきます。おいしゃさんになるためのべんきょうをがんばります!」
一人ひとり、進級先の小学校と頑張りたいことを発表しました。
園長から受け取った証書は、
「ありがとう!」と保護者の方へお渡ししました。
【園長挨拶】
園長先生からお祝いの言葉をいただきました。
姿勢を正し、頷きながら聞いている姿が印象的でした。
【卒園児 お別れの言葉】
「ちきゅう組(5歳児)になり、おおきくなったんだなとおもい、うれしかったです!」
「きゅうりをしゅうかくして、みんなでたべたらおいしかったです!」
と、一人ひとりが園生活で印象に残った事を一言ずつ発表しました。
そして、歌「さよならぼくたちのほいくえん」「こころのねっこ」の2曲を歌いました。
今年度はコロナ禍で、保護者の方が多くの行事にご参加いただけませんでした。
この機会に、クリスマス会で発表した「きらきらぼし」を、ハンドベルで演奏しました。
式終了後、担任からの話を聞きました。
みんなが『だいすき』って言ってくれたのが、私はとっても嬉しかったです。みんなが大好きでいてくれたのと同じくらいに、みんなのことを大好きでいてくれる人がここにはいっぱいいたね。
色んな人と出会って、友達になって、もっといろんなことに挑戦することが出来るようになるけれど、びっくりするようなことが起こったり、間違ったり、失敗があるかもしれないね。だけど、みんなが一番自分のことを大好きでいてくれれば、きっとまた、楽しいことや嬉しいこと、明るい気持ちになるいいことが見つかるよ。
これからも、大好きっていう気持ちや、さみしい時やつらいとき、大人になっても素直な気持ちを言葉にすることができるといいなと思います。みんなの気持ちを大切にしてね。
「みんなとはなれるとさみしいな・・・」
「みんなとこのまま小学校へいきたいな・・・」
と離れてしまう事を寂しがっている子もいました。
最後にみんなで記念撮影をして、無事に卒園式を終え、子ども達を送り出すことができました。
この一年、コロナ禍の中で、様々な行事を中止せざるを得ないことが多く、心苦しく思いました。
そんな中でも子ども達は、日々成長し、キラキラと目を輝かせて前を向いていました。
小学校へ行っても、心を向き合わせて人と関わり、繋がっていくことを繰り返し、大きく成長していくことを祈っています。
卒園おめでとうございます。