~絵本の世界を楽しんで 前編~ ブログに続き、〝絵本の世界を楽しむ会〟に向けての作戦会議がはじまった子ども達。
何度も何度もサークルタイムの中で意見を出し合いました。
①〝劇に出てくる役は?〟
劇中に出てくる配役決め…「ちょこちゃんと~、おかあさんと~…」と
次々にメインの登場人物が出てくる中、
「パンの役!!」 ・・・
「時計の役!!(パンが焼けたことを教えるの♡)」・・・
まさかまさかの子どもの発想に驚く保育士。。子どもの発想って素晴らしい
もちろん!採用
②〝ごっこ遊びの中からセリフや動きを決めていく〟
子ども達とパン屋さんごっこを楽しむ中で、自然と出てきた言葉や動き、アイディアや発想を取り入れて、 そのままを劇の中にも取り入れていきました。
③〝みんなで踊り決め♪〟
ごっこ遊びの時の子ども達の言葉やセリフをもとに、保育士が歌を作りました🎵
オリジナルの曲に合わせて踊りをみんなで考えていきました
④“ある日の劇後のサークルタイム”
劇が終わった後に「今日はどうだった?」と聞いてみると…
「今日の僕は50点だった…」と悲しそうなAくん。 保育士「どうしてかな?」
A君「少し声が小さかったから、お客さんに届かないかも…」
Bちゃん「私は、少し恥ずかしくて前みれなかった…」
Cちゃん「私も踊る時、恥ずかしくて手がこんなふうになっちゃった(振りが小さいという表現です)」
じゃあみんながお客さんだったら??どんなふうに演じたらかっこいいかな? と、見てもらう人の気持ちを考えて演じる
ということも相談しながらすすめていきました。
そして迎えた“絵本の世界を楽しむ会”当日の様子がこちら↓
当日は幼児クラス保護者の皆様に感染拡大防止にご協力いただき、二日間に分けて二回公演をしました。
パンが膨らむところ“発酵”はブリッジで表現します
保護者の皆様も温かい雰囲気の中、微笑ましく観覧していただけたことで、
子ども達も今までで一番、はりきって演じてくれました。
“大好きな保護者の皆様のパワーは偉大ですね”
作品展
日常生活や遊びの中で子ども達の中で、常に共にあった『カラスのパン屋さん』
普段遊んでいるおもちゃ“ラキュー”でカラスの子ども達を作ったり、自由画やペグ差しで表現する子もいました。
自分達の手でパン屋さんの道具や、背景、パンなどそれぞれに作り上げてきたので、是非こちらも観ていただきたいと、
“作品展”も開催し、『カラスのパン屋さん』の世界観を再現しました。
お店の外壁づくりは、カプラ
ジャジャーン 完成形から♡
ここまで来るのには何度も崩れ… また直し…
なかなか苦労もしました…
そして作品展の様子はこちら↓
『からすのぱんやさん はなほいくてん』の開店祝いに開店花🌸が届きました
せきとり 園長先生手作りです
パン屋さんの中には…
レジもあります カラス界のお金だって、ちゃんとあります
いずみが森には カラスの兄弟も
カラスも飛んでお出迎え♡
じょろうぐも だっています
あらら♡カラスのお父さんとお母さんはお昼寝中♡
おもちちゃん・れもんちゃん・りんごちゃん・ちょこちゃんも💗
保護者の皆様には、取り組みの様子をみていただけるよう、掲示もしました。
『カラスのパン屋さん』
一冊の絵本を通して、子ども達がどんどんその世界観に魅了され、楽しんでいく姿、
何かに夢中になる姿がこんなにも輝いていることに保育士も感動しています。
せきとり幼児クラスならではのアイディアがたくさん!
“絵本の世界を楽しむ会”でも“作品展”でも、全て子どもたちが1から
作り上げていきました。“主体性を育む”という少し難しい言葉。
きっとこういった取り組みの中で、「これを作りたい」「この役は、こうした方がいい」
「この踊りはこうしたい」仲間と一緒に意見を出し合いながら、自分達で作っていく達成感。
保育士が、こうしてね… ああしてね… なんて言わなくても、なんでもできる力をもっているんですよね。
これからも、そんな子どもの言葉に寄り添いながら見守っていきたいと思います