～保育室ってすごしやすいかな？

 

みなさんが落ち着く場所ってどこでしょうか？

 

お気に入りの公園？

星空のきれいな高原？

森林浴ができる山？

 

 

いろいろお気に入りの場所を思い浮かべると思いますが、

最終行きつくところはやっぱり、

自分のお部屋なのかな、と。

自分のお気に入りのグッズに囲まれて、

手を伸ばせば必要なものが使えて、

ゆったりくつろぎながらテレビを見たり、

本を読んだり。

ゲームがしたくなればいつもの場所に

ゲームが置いてあって、

飲み物や食べ物が欲しくなればキッチンに行く。

お気に入りの物があることや、

いつも同じ場所に同じものがある安心感って

大事ですよね。

 

 

子どもたちだって同じです。

子どもたちが日中すごす保育室も、

もちろん同じであるべきです。

 

部屋の真ん中に広い空間はあっても

落ち着いて座る場所がない、

何かで遊ぼうと思っても手に届く場所におもちゃがない、

1つの箱の中にいろいろなおもちゃが

雑多に詰め込まれている、

そんな場所でどうしていいのかわからず、

うろうろしたり走ったりしていると

『すわってあそびなさい！はしらない！』って叱られる。

 

この時の子どもの気持ちを代弁させていただくと

『どこで？なにをしたらいいの？

どれをつかって、どこであそんだらおこられないの？

すきなものがみつからないんだけど！

おもしろそうなものがないんだけど！』

です。

 

 

『おちつきなさい。遊びなさい。』より、

落ち着ける部屋を作ってあげる、

あそびたくなるようなおもちゃを

あそびやすいように配置してあげる、

が大事なのです。

積み木はゆっくり積み上げる場所がありますか？

ほかの遊びの導線と重なって

壊されてしまうことはありませんか？

ひとつずつの遊びの環境を守る、

あそびやすく集中できる環境を見直してみると、

子どもたちの生活は面白いように変わります。

 

是非、自分のお部屋だと思ってご一考くださいませ♡