先日、ある方と久しぶりにお会いした後、
その方からとても美しく素敵なメールが届きました。
『新緑を眺め五月雨の日にお会いして・・・。』
『清々しい五月晴れ、お帰りの際には
富士山の雄姿もご覧になれたかもしれません。』
『お寛ぎの休日をお過ごしください。』
どの文章もこちらの心までもきれいになるような、
心地よいもので、
こんなに日本語って素敵な言葉や
言い回しがあったのだと、改めて感動しました。
新幹線の中でこのメールを見て、
とてもさわやかな気持ちになった私。
隣には小学生くらいの姉弟の二人を連れた
お母さんがいました。
弟:『お母さん、今日は暑いね。』
母:(ちょっと、イライラした様子で)
『急に夏めいてきて、今日は蜃気楼が
見えるんじゃないかと思うくらい暑いわね。』
弟:『・・・?』
姉:『蜃気楼って何?』
母:(面倒くさそうに)
『わからないことは自分で調べる!基本。』
このお母さんの日本語もとてもきれいでしたが、
そのやり取りや態度で少し残念な気がしました。
使い方も難しいものですね。
ことばの美しさや、
四季折々の美しさを愛でる和の心は
子どもたちの感性を
豊かにしてくれるのかもしれません。
日本語の繊細で美しい表現を
子どもたちに伝えたいと思った1日でした。