「こんなやり方でやってみませんか?」
「でも、それって…」
「○○の場面ですけど、
こういう声かけどうですか?」
「うーん、それって伝わりづらい気が…」
……出た、出た‼ 「でも・・・先生」。
話しかけると、
かならず“否定”がセットでついてくる。
なんなら「承知しました」って言う前に
「でも…」が飛んでくるスピード感。
ある意味すごいけどね。
こういう人って、ちょいちょいいませんか?
例えば、「もうすぐお散歩出発~!」って
ウキウキの空気のときに、
「でも、○○くんまだ帽子かぶってませんよ?」って、
場をしずか~に凍らせる人。
ありがとう!気づきは大事。
でも、今その言い方だと…さむっ!
「わぁー!出発しちゃうって!
帽子かぶってな-い!超特急!」とか
ユーモア含めて対応してくれたら
いいのになぁ・・・・・。
意見があるのは悪いことじゃない。
むしろ必要。
でも会話って、
まず受け止めることから始めるのが、
思いやりってものじゃないでしょうか?
「なるほど。いいですね!
私もこう思ったんですが、どうですか?」
って言われるだけで、こっちも
「おお!じゃあ考えてみよう」ってなるのに。。。
まるで運動会前日に
「やっぱこの競技おかしくない?」って
言い出す人みたい。
「今!?」ってなるし、
準備してきた人の気持ちはどこへやら。
まず受け止める。
それだけで、空気はまるくなる。
関係もやわらかくなる。
そうじゃないのかな?
“でも”って否定するんじゃなくて、
会話をつなげましょうよ。
今日もいろんな“でも先生”に
出会うかもしれません。
こちらも対策を考えねば!
こちらは、まず、「そ~だね~」って
“聞く先生”でいきましょうか!