みなさん、「実ほどこうべを垂れる稲穂かな」
という言葉を聞いたことはありますか?
これは、稲の穂がたくさん実るほど、
自然と頭を垂れる様子を表しています。
つまり、実力や経験が増すほど、
謙虚な姿勢を持つことが大切だということなんですって。
私がこの言葉を(意味を)知ったのは恥ずかしながら、
だいぶ大きくなってからなんです。
(心も体も!)🤣
子育てをしている時、
子どもが公文のプリントをやっていて見かけたのです。
私の住んでいる地域は田園風景がキレイな
まぁまぁな田舎ですので、
毎年秋に見ていた稲穂を見るたびに
この言葉を思い出しています。
実はこの言葉、
あの松下幸之助さん(パナソニックの創業者)を始め、
多くの素晴らしい経営者たちの信条でもあるんですよ。
どんなに成功していても、
自分を偉ぶらずに周りの人々と協力し、
感謝の気持ちを忘れないこと。
きっとそれが長く成功を続ける秘訣なんですね。
私自身も振り返ってみると、
「この人についていきたい!」と思った上司や先輩って、
みんなとても謙虚な方々でした。
感謝の気持ちをいつも伝えてくれたし、
小さなことでも褒めてくれましたし。
自分の知識やスキルを誇示するのではなく、
いつもチームを尊重し、
ご自身も学び続ける姿勢を見せてくれていました。
そんな方たちがいたから
今まで保育に携わってくることができたし、
自分自身の目標にもしてきました。
経験を積むことで自信がつくのは良いことですが、
謙虚さを忘れず、
常に周りから学ぶ姿勢を持ち続ける、
自身も学びを深める姿勢を見せることが大切ですよね。
謙虚な気持ちが、子どもたちや同僚との信頼関係を
より深める鍵になるかもしれませんしね。
いつも眉間にしわを寄せて難しい顔をしている先生は
子どもからも同僚からも敬遠されてしまいます。
この人といると癒されるな~って人になりたいですね。