~「子どもと、子どもと、赤ちゃんと、お年寄りと」③
それでも、こんな保育園だったらいいなと思う
もし、垣根を少しだけ下げられたら。
不登校の子が、幼児と関わる時間があったり。
高齢の人が、赤ちゃんに話しかけて、
その日いちばんの笑顔を見せたり。
子育て真っ最中のお母さんが、保育士とちょっと雑談して、
「また来ようかな」って思えたり。
障がいのある人と子どもが、自然に同じ空間にいて、
「いろんな人がいていい」が当たり前になる場所。
交流したからって、すぐに何かが解決するわけじゃない。
でも、
「ここにいていい」「自分、ちょっと役に立ってるかも」
そう思える場所があるだけで、
人は少し救われる。
保育園って、子どもを預かる場所である前に、
人が育ち直せる場所でもあるんじゃないかな、
なんて思ったりする。
答えは、まだない。でも、子どもが減った今だからこそ、
見えてきた景色もある。
保育園が、子どもだけじゃなく、
地域の人がちょっと息をつける場所だったらいいな。
そんなことを考えながら、
今日も子どもたちを見ている。