もっと夢中になっておもちゃで
あそんでくれたらいいのに・・・。
そう思ったことのある保育士さんや保護者の方、
いらっしゃいませんか?
以前よりコラムの中で
あそびについておはなししてきましたが、
子どもが好んで繰り返しあそぶおもちゃは、
“ちょっと頑張ればできるもの”です。
簡単すぎてもダメ、すぐに飽きてしまいます。
難しすぎると初めから取りかかろうとしません。
私たちがゲームをするときと多分、
感覚はいっしょです。
クリアしたいから、
クリアできるレベルから始める。
出来たら嬉しいから、
もうちょっと難しいものにレベルアップする。
子どももいっしょ。「できた!」がうれしいのです。
そして1番欲しいのは
「できたね!」「がんばったね!」のほめ言葉♡
完成したその瞬間を私たち大人は
逃がしてはならんのです!
これは0歳児であっても、
幼児クラスであっても同じです。
がんばっている最中に
「もっとこうしたら、
あっ、ここ、ちがうんじゃない?」とか、
余計な実況放送や口出しは不要。
じっと見守ってあげることです。
(やる気なくなっちゃいますから・・・。)
そして頑張ったことをほめる。(ここ養護ですかね)
もし教育的な配慮をするとしたら、
このあとに
「先生もマネしちゃおうかな~。
先生はここにこれをつけて〇〇にしてみました~!」とか、
さりげないフォローがスマートかな、と。
「あっ、こんなこともできるのか💡」と
子どもは思うはず。
保育指針でいうところの
「養護と教育の一体化」がさりげなく、
できちゃいますね!
でもこれだけでは不十分。
おもちゃのしまい方もとっても大事です。
次回はそこらへんのお話を・・・。