はな保育

こころのなかのたからもの

ある園で、

園庭の花がしおれているのを見ていると、

子どもが『なにしてるの?』と

不思議そうに聞いてきます。

『かれちゃったね』といっしょに見て、

次に先生たちは、

子どもといっしょに何の花を育てるのかな。。。

と思っていました。

ふと足元を見てみると、

そのしおれた花の下には、

小さな種がコロコロ。

種あるじゃん!うれしくなって、

「これがあったら、また咲くんだよ」

と伝えると、

「ほんと?じゃあまた来年も会えるね!」

と子どもも笑顔に。

 

枯れるって、終わりじゃない!

こんな場面を

子どもと共有できるわたしってすてき。

(完全に自己満足・・・笑)

花も、葉っぱも、枯れて土になって、

また新しい花の栄養になる。

そしてまた種が落ち、

次の季節には

またきれいな花を咲かせてくれる。

つながってる~!

子どもたちが、その移り変わりを見て

“命はめぐっている”ことを

感じ取ってくれたらいいな、

と思いました。

『経験から学ぶ』ってこういうことだよね!

  

 

小さな虫たちも、同じです。

かわいいけど、ちょっと気をつけないと、

つかまえすぎて

弱らせてしまうこともあります。

どこかの園は

ダンゴムシ絶滅の危機だったっけ。。。

 

「ダンゴムシって、

お父さんとお母さんがいるの?」

と聞かれたことがあります。

「そうね。みんな家族がいるかもね。」

と答えると、

「じゃあ、この子かえしてあげる!」

と逃がしてあげる子もいました。。

 

虫にも、花にも、魚にも、

もちろん私たちにも命がある。

子どもたちが育っていく中で、

身近な生き物や、

時には自分たちの大切な方の死に

触れることがあるかもしれない。

小さな子どもたちに

“いのち”を教えるのはむずかしい。

 

『命って、とってもだいじだね。』

『大好きだったのに、

いなくなったらかなしいね。』

『いなくなると、

心がぎゅーってさびしくなるね。』

まずは、共感。

 

そして、

『でもね、その思い出は、

ずっとみんなの心のなかの

“たからもの”になるよ。』

なんて言えたら素敵だな、

と思ったコラムでした。

 

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