「2歳児はイヤイヤ期だから大変で~。」
というお話はよく耳にします。
ひとりでできることが増えて、
言葉もたくさん話せるようになる2歳前後。
それなのに、なぜか0歳児や1歳児よりも
手がかかるといわれてしまう2歳児。
何に対しても「いや!」と
言っているわけでもないし、
わがまま放題をしているわけでもないのに、
そんな評価をされてしまうのは気の毒ですよね。
私が園で見ている感じたままの
2歳児の姿をあげてみます。
1. いろいろなことに興味津々。
見たい!聞きたい!触りたい!
2. いろいろなことに疑問もいっぱい。
なんで?どうして?どこに?だれが?
3. やりたいことが優先して約束事を忘れる。
やりたいこと>ルール
4. 納得いくまで動かない。
2歳の時間はゆーっくり。
5. 多分、やるべきことはわかってる。
(だと思います。)
だから、「いまやろうと思ったのに‼」と
猛烈に反発して怒る。
6. 大人によって対応を変える。
『この人なら許してくれるかも…。』みたいな。
いかがですか?思い当たることがありましたか?
ただ理由もなく「いや!」ばかりを
繰り返しているわけではなく、
子どもは子どもなりの言い分があるように感じます。
困っているのは大人だけではなく、
子どもだって困っているのではないでしょうか?
では、それぞれの場面で、
じゃあ2歳児はどんなふうに
対応してほしいと思っているのか、
立場を逆転して考えてみたいと思います。