今回は最近気になる
「ベテランと新人の関係」について、
ちょっとお話ししてみたいと思います。
職場での人間関係、
特に保育士同士の関係は
時に微妙なバランスや配慮が必要ですよね。
ベテランから新人への「注意」、
みなさんはどう感じますか?
新人保育士が経験豊富なベテランから注意を受けると、
ちょっぴりドキドキすることもありますよね。
ベテランの指摘が親切であればありがたいですが、
時にはその言い方がストレートすぎて
グサッとくることも。
また、「私は若いけど正社員なのよ!
先輩だけどパートさんに言われたくない。」
など立場の違いから関係性が悪化してしまうことも。
だからこそ、大事なのは「どう伝えるか」です。
まずは、注意の仕方に工夫を。
例えば、「これ、こうするともっと良くなるよ!」
といったポジティブな表現を使うと、
新人も受け入れやすくなります。
批判の言葉よりも、
アドバイスやサポートの言葉が、
どれだけ相手の心に響くかって結構大きいんです。
ここでも重要なのは「受容」
まずは相手も頑張っていることを認めましょう。
「頑張ってるね。疲れてない?何か悩んでる?」
こんな言葉の後にアドバイスをもらえたら
スッと心にしみると思うのです。
では、ベテランと新人、
どうしたらうまくいくのでしょう?
1.とにかく話しかける!
新人とベテラン、
どちらもお互いの意見を尊重し合うことが大切です。
技術に経験値の差があっても考え方に差はありません。
お互いの気持ちを理解しようとするだけで、
関係がスムーズにいくことが多いです。
ちょっとした雑談も、
実は「この人ってこういう人なんだ・・・。
案外面白い!」など気づくことができて、
信頼関係を築くためには重要な一歩なんです。
2.上下関係よりチームワーク!
保育はチームで行うものですから、
お互いの役割をしっかり理解して
協力することが求められます。
新人も積極的に質問し、
(質問しやすい雰囲気は作ってあげましょう)
ベテランもその質問に丁寧に
何度でもわかるまで(嫌な顔せずに!)答える。
こうすることで、自然にお互いの信頼感が育まれます。
3.相手の良いところを見る!
お互いを認め合い、
褒め合う文化を育てることも大切です。
子どもも大人もいっしょです。
新人がうまくいったことはしっかり褒めて、
ベテランはそれを見逃さないようにしましょう。
褒められると、
次も頑張ろうって気持ちになりますよね。
よく見てあげることです。
保育士の職場では、
経験の差やスキルの違いから来る対立も
感性の違いからくる対立もありますが、
それをうまく乗り越えるためには、
お互いに対する理解と尊重が不可欠です。
そして何より感謝の気持ちも!
ひとりぼっちで保育はできないのですから。
みんなが気持ちよく働ける環境を作るために、
感謝と心配りを忘れずに。
お互いをサポートし合いながら、
素敵な保育環境を築いていきましょうね!
気持ちがこもりすぎた今回のコラム、
長々とお読みいただきありがとうございました(笑)