私の答えは『NO!』。
困ったちゃんではあるかもしれませんが、
いいところだってあるのです、
きっと。
子どもたち全員が明るくて元気で
誰にでも優しくて、
素直で大人の言うこともよく聞いて…
なんてことありえませんよね。
100人いれば100通りってよく言われますけど、
本当にそうです。
いろんな子がいます。
いつも明るく元気な子もいれば、
泣き虫な子、
お友だちと遊べない子、
難しいこといっぱい知っている子、
虫ばかり見ている子、
乱暴な言葉を連発する子、
すぐに手が出てしまう子、
本当にいろいろです。
でも泣いている子を『悪い子』とは誰も言いません。
お友だちに乱暴な言葉を言ったり、
叩いたり、噛みついたりすると
『やられてしまう子』ができてしまうので、
一緒にあそばせたくない『悪い子』
と言われてしまうのかもしれません。
たしかにその子が
言っている言葉や行っている行為は
いけないことです。
が、人として『悪い子』ではないです。
人格まで否定するのは悲しすぎます。
正しい方法をまだ知らない、できない、
だけだと思うのです。
叩いてしまった時、
どうしたいのか聞いてあげてほしいです。
どうして叩いたのか、
ではなく
『どうしたいのか』
『何をしたいのか』です。
『おもちゃを取らせそうで嫌だった』
『自分と遊んでほしかった』など
いろいろな原因があると思うのです。
言葉も人とのかかわり方も、
まだまだ未熟なのが子どもです。
丁寧に教えてあげたいですね。
他人のお子さんを注意するのは
たいへん勇気もいりますし、
その方との関係性を考えたら
『言えない』と思うこともあるでしょう。
もし、叩いてしまう子のお母さんも
悩んでいるようなら
『私から言ってみてもいい?』
と提案するのもいいでしょうし、
自分のお子さんを守りつつ相手の子どもに
『どうしたい?』
って優しく聞いてあげるのもいいかもしれません。
そんなことをみんなで考えながら、
近くにいる子どもたちを見守り
『みんなの子育て』として、
笑顔で乗り切れたら最高ですね!