はな保育では、何事も丁寧に行うことを
大切にしています。
それは、保育士の言葉かけ、動き、から
生活の中での食事のマナーや
室内環境を整えることまで、すべてです。
例えば食事の前に手を拭いたり
エプロンをつけたりすることも、
すべて保育士がやってしまうのではなく、
声をかけながら、手順を示して、
子ども自身ができるように、
できないところだけを手助けするようにしています。
使ったエプロンや手拭きタオルは
子ども自身がきちんとたたんでしまう、
ということを0歳児のうちから行うことが基本です。
しかし、保育士がこの手順を省いて、
エプロンや手拭きタオルをたたまずに
いっしょに丸めてしまう、ということを
繰り返していればそれが
子どもの習得したマナー、習慣になってしまいます。
いすを元に戻す時もきちんと両手で。
これも時々通りすがりに
足で元の戻す保育士を見かけ、
過去の自分とリンクして、冷や汗💦です。
使ったものを元の場所に戻す、
ということができていれば、
あたりまえですが、室内は
いつでも整然としています。しているはずです。
「片づける」
(あくまでも自分なりに)ができていても、
「元に戻す」
(元あった形状に戻す)ことができない大人は
実はとっても多いです。
自園でも「事務所のボールペンどこ行った?」
なんてしょっちゅうです。
自分ができないことを
「かたづけなさい!」と子どもに求めても
見本になっていないのですから無理ですよね~。
柵をまたぐ、
足でスリッパをそろえるなどなど・・・。
習慣になってしまったことは、
なかなか直せません。
見られてますよ!
子どもたちの習慣になる前に修正したいですね。
「子は保育者の鏡」。
子どもの気になる行動を見かけたら
一度自身をふりかえってみることも
必要かもしれません。