仕事柄、人とお付き合いすることがたくさんあります。
やさしい方、聡明な方、明るい方、
気難しそうな方、頼りなさそうな方、
いろいろな方がいらっしゃいます。
でもこれらの印象は第一印象であって、
お付き合いをしていくうちに
その方のお人柄に触れ、
そういう風に感じてしまった自分を
戒めることもあります。
もちろん、第一印象は大切ですが
自分が感じた印象だけでその方を決めつけ、
勝手に『優しそうだと思ったのに。』
『気難しいかと思ったら案外優しいな。』
とか相手の方に大変失礼ですよね。
自分だってそう思われているかもしれませんし。
人と付き合うことが私も相当苦手です。
もともと人見知りをする性格なので
自分から初対面の人と
ほがらかにお話しするのが苦手です。
それでも自分なりに
相手の方の話し方や雰囲気を感じ、
この方とうまく付き合っていきたい、
と思って接することで多くの方と知り合い、
つながっていくことができるようになりました。
こちらから心を寄せていかなければ、
相手を知ることはできないということですよね。
対子どもでも対大人でもこれはいっしょ。
『この子はこういう子。
言ってもわからないから。』
『この先生とは考え方が違うから。』
『あの保護者は気難しいから。』
と決めつけ寄り添うことを放棄してしまったら
その関係性がうまくいくことはありません。
自分から歩み寄りを始めなければ!です。
いろいろな人がいて楽しい!って思いたいです。
金子みすゞ先生の
「みんなちがってみんないい」。
の心もち大事ですね。