4月からいよいよ
保育士としてデビューする方、
4月からは『先輩』と
呼ばれるようになる方、
新人の指導をされる保育士さん、
みなさんの立場はいろいろで
そのお立場ならではのお悩みや
不安もあるのではないでしょうか。
新人さんにお声掛けすると
『何をしたらよいかわからない』
『行事の担当になったらどうしよう』
『書類が書けない』
『保護者対応が苦手』など
いろいろなお悩みが
あふれんばかりに出てきます。
稀に『全然、だいじょうぶです!』
とか言われると、それはそれで
心配してしまうのですけれど・・・。
これが『先輩』『指導者』にあたる
保育士さんになると
『なにを伝えてあげたらいいかわからない』
という方が多いのです。
不思議ですよね。
『教えてほしいことがいっぱいの後輩』と
『教えてあげたいのに
何が知りたいのかわからない先輩』。
わからないことはあたりまえ。
大学卒業したばかりの新人さんは
何もわからなくても、
それはあたりまえなのですよ。
座学はしてきたでしょうが、
実践は初めてなのですから。
いくら実習を経験したとはいえ、
自分が担任になって保育をするのは
臆病になって当然です。
『不安です。』『教えてください』
どんどん言ってください。
聞いてもわからなかったら、
『すみません。もう一度お願いします。』って
何回でも聞いてください。
大丈夫。
『先輩』と言われる人たちだって
昔はみんな『新人』です。
4月から『先輩』になるみなさん。
『何でも聞いてね』『困っていることない?』と
お声掛けしてあげてくださいね。
そして『先輩』だからといって、
すべて答えがみつからなくても
いいじゃないですか!
『一緒に考えようか!』って
言われたらうれしいと思いますよ。
新人さんはわからないことを
ダメなことと思わない、
先輩は『新人さんはわからなくてあたりまえ』
くらいのおおらかな気持ちで新人を受け入れる。
新人時代の自分を振り返って、
ど~んと受け止めていきたいですね。
チームワークが大事な職場です。
子どもの気持ちに寄り添うように
保育士同士も気持ちを寄せ合って、
あたたかい職場にしたいですね。