保育園ではそろそろ卒園・進級、
そして新しいお友達を迎える準備も始まりました。
4月からを振り返ってみて、
みなさんのまわりの子どもたちは
どんなことができるようになりましたか。
ご自身が担当したお子さんについて
個別に聞かれた時、どれだけ細かく
答えることができるでしょうか。
きっと乳児担当の保育士さんは
『歩けなかったのに今ではスタスタ歩いています』
『一人でご飯が食べられるようになりました』
『せんせ、ってしゃべりました!』
とたくさん具体的な答えが返ってきます。
1年の(月単位で考えても)
成長や発達はめざましいですものね。
では、4・5歳児ではどうでしょう?
時々幼児クラスの保育士さんに質問してみると
『ちょっとはしっかりしたかなぁ』
『大きくなりました』という
かなり漠然とした答えが返ってくることがあります。
3歳くらいになると一人で自分のことは
できるようになっていますので
目に見えた発達の変化より
体が大きく育った成長に目が行くのかもしれません。
言葉で伝えることも上手になっているので
あまり保育士の手を借りることもなくなり、
印象に残りにくいということもありますね。
でも本当はまだまだ子どもたちを見てほしい、
わかってほしいと思うことはいっぱいあります。
『〇〇さんは何の絵本が好き?』
『〇〇くんは何ピースのパズルができる?』
『〇〇さんはままごとのとき
何の役をやりたいって言う?』
『〇〇くんの得意な遊びは何?』
こんな風に聞かれた時、
答えがスラスラでてくるような
保育士さんでいられたら、さすが!です。
自分自身もうれしいですよね。
保育士冥利に尽きます。
今、かかわっている子どもたちを2か月後には
送り出す保育士の皆さん。
まだまだ間に合いますよ!
子どもを良く知ったうえで
次の保育士さんに引き継いであげることが、
次の『良い縁を紡ぐ』ことになります。
さっ。今日からさっそく始めましょう!
じーっと子どもを見てみましょうか☆