この頃、子どもって、大変そうだな、
って思うことがあります。
通勤途中に出会う集団登校の小学生たち。
先頭の高学年の班長さんは旗をもって
低学年の子を誘導していきます。
1年生らしき子は
背中の大きなランドセルを揺らしながら
小走りについて行って、
その後ろをかなり遅れて
寂しそうな表情の女の子がひとり。
行きたくないのだろうな・・・。
そう思いながら見ると
他の子もあまり楽しそうな顔はしていないみたい。
疲れてるのかしら⁈
私が小学生の頃はみんなでワイワイ言いながら
石ころ蹴ったり棒を振りながら歩いたり
(危ないからダメなんですけど・・・)
途中で花を摘んだり、
結構たのしかったけどなぁと。
交通量も増えた今はそんな風に歩いていたら
事故にあってしまうかもしれないし、
花が咲いているような道も減りましたね。
さみしい限りです。
『白い線からはみでないよ!』
と注意されながら登校する子どもたち。
朝から元気の芽を摘まれているみたい。
今、幼児期には遊びを通して育つ、
ということに力を入れていますが、
小学校に入学すれば決められた時間に
決められた課題をこなして、宿題もあって。
人間関係をつくるのが苦手で休み時間がこわい、
と思う子もいるらしいです。
環境に馴染んでいくのも
ハードル高いですよね。
入学に向けてのアプローチ期はありますが、
今まで園庭を走り回ったり、
積み木あそびをしたり、
ほぼ遊んでいた子どもたちにとって
この環境の変化は結構たいへんです。
40分くらい座っている時間が何限あるのか、
それは心も体も疲れますよ。
1時限終わるごとに頑張ったねって
抱きしめてほしいくらいですよ・・・きっと。
帰ってからの宿題もたいへん。
せめてお父さんやお母さんに
『やりなさい!』ではなく
『いっしょにやろう!』
って言われたら私だったら、すご~く救われます。
この際、この時間を
親子の触れ合いタイムにしてしまうとか。
宿題もやる気になるようなものだと嬉しいですね。
『好きな漢字10回書く』
『好きな本10ページ読む』
『好きな絵を描く』
『不思議に思ったこと1つ調べる』とか。
今日は何しようかなって、わくわくしますよね!
みなさんはどうでしょうか?
子どもって意外と大変そうだな、と思いませんか?