大好きな大人の膝に抱かれて、
ぬくもりを感じながら、
やさしい声で読んでもらう絵本の時間は
子どもにとってどれほど心地よいことでしょう。
同じ方向から同じものを見て
(共視って言うのですって!)、
子どもが「わんわん!」といった時に
「ワンワン、かわいいいぬがいるね。」と
互いの思いを共有することで
子どもの心はたくさんの栄養を吸って、
豊かに育っていくのだそうです。
0歳児でも同じ本を繰り返し読んでいると、
セリフを覚えたり、
次のページに行くタイミングを覚えたりして、
驚かされることがあります。
一定の期間、
同じ本を根気よく繰り返し読んであげる方が
子どもの心には届きやすいようです。
皆さんにもお気に入りで
ずっと読んでいた絵本ってありませんか?
はな保育では
乳児クラスで絵本の読み聞かせを
保育士にお願いしています。
1日に1回、
一人ずつ子どもを膝に乗せて本を読んであげてね、と。
1か月間同じ絵本を読んでもらっています。
子どもたちの大好きな時間です。
幼児クラスになると
みんなで一緒に見た絵本の世界を
実際の保育の中で再現して遊ぶ姿もあります。
毎日お仕事に行かれている保護者の方は、
なかなか絵本読みの時間をとるのが
難しいかもしれません。
時々は、
簡単な夕食メニューにして、
体の栄養より
心の栄養を優先してもいいのかなぁと思います。
「今日はいっぱい絵本読もうかなぁ!」
って言ったら
満面の笑みが返ってくると思いますよ!
次回はわらべうたについてお話ししようと思います。