みなさんは小さな頃、
わらべうたで遊んだことはありますか?
「いっぽんばし、こ~ちょこちょ」とか
「ずいずいずっころばし、ごまみそずい!」とか
耳にしたことはありませんか?
ちゃんと教えてもらったことはなくても、
おばあちゃんや母親から
口伝えにつたわっていくのが
わらべうたですよね。
旧保育所保育指針解説にも
「幼い子どもは、
母親胎内で聞いていた「拍」に
安心感と親しみを持っているようです。
わらべ唄や子守唄の拍子が
母親の心臓音と重なり、
子どもに安らぎを与えている・・・・」と
書かれているように、
心が落ち着くのか、
子どもたちはわらべうたが大好きです。
保育士と
スキンシップをしながら
わらべうたを楽しんでいる子どもは、
少しくすぐったいような、
はにかむような、
なんともかわいい笑顔を見せてくれます。
乳児のうちは大人対子ども、
1対1のわらべうた、
幼児になったらお友だちと楽しむわらべうた。
地方によって歌詞や遊び方も
少しずつ違うようです。
先日は“はないちもんめ”の話題で
「『おなべそこ抜けいかれない!』じゃないの?」
「『おに~がこわくていかれない』はないの?」と
保育士同士わいわい言い合っている
何だか楽しそうな姿もありました。
おむつを替えるとき、
寝る前のほんのひとときでも
歌ってあげることで
気持ちも落ち着くようです。
ぜひ、生活の中に取り入れて、
私たちも日本の素敵な「わらべうた」文化を
継承していけたらいいですよね。