子どもたちの遊びを見守っていると、なぜ?
という瞬間に噛みつきなどのトラブルに
遭遇することがあります。事故やケガがないように、
と必死に見守っていたのに・・・なぜ?
と保育士は落ち込みますよね。
子どもってなぜ噛みついてしまうのでしょうか?
噛みついているご本人に伺ったわけではないので、
確実な情報ではありませんが以下のようなことが考えられます。
①そこに、にゅっと腕が出てきたから。
(ちょっと噛んで触感をたしかめてみようかと・・・。)
②お気に入りのおもちゃで遊んでいた時、
近くにお友だちが来て、
おもちゃを取られるという危機感を持った。
(ことばで、「とらないで!」と言えないので実力行使に出た!)
③お友だちのおもちゃを取ろうとしたが、
放してくれないので噛んだ。
(これも「かして。」が言えないためです。)
④特に理由なくむしゃくしゃしてた。
(叱られてばかりでストレスがたまっていると時々あります。)
①は0歳児クラスでよくあります。
五感で様々なものを認識する0歳児。
いろいろなものに興味を示して、
なんでも口に入れます。
でもまだまだ善悪はわからないし、
お友だちの「いたい!」という気持ちも
理解できないので、くりかえし起こります。
②、③は1歳になるくらいから始まって、
③の事例はハイハイしかできない子も、
すごいスピードで目的目指して突進して、
ガブッ!といってしまうことがあります。
④はお酒を飲むと、つい本音が出て、
くだをまいてしまう大人に似ていますね。
子どももいろいろな場面でストレスを感じているのではないでしょうか。
次回は子どものストレスについて考えてみたいと思います。