はな保育

子どもの気持ちと大人の気持ち③  ~子どもの噛みつき・・・。なぜ?~

子どもの噛みつきがあると、

噛みつく子は悪い子、

噛まれる子はかわいそうな子、

のように私たち大人はジャッジをしてしまいがちです。

でも、ほんとうにそうでしょうか?

前回もお話しましたが、

まだことばで意思表示をすることが難しく、

善悪の判断もできない子どもたちです。

相手を痛い目に合わせてやろう!

という悪意はないことがほとんどです。

 

どのように伝えればよいのか、

を教えてあげなければ、

その方法さえ知らないのです。

 

また、一度教えても、すぐ忘れて、

やりたい気持ちが優先してしまうこどもたちです。

日々「くりかえし」伝えてあげることも大切ですね。

 

はな保育ではこんな風に対応しています。

①のケース:まずは「にゅっ」と腕が

出てくることが無いよう子ども同士の距離に気を配ります。

もし、噛みつきが起こってしまった時には

「○○ちゃん、いたかったって。

噛むのはやめようね。」

とやさしく諭します。

②、③のケース:まずは近寄ろうとしている子を見つけたら、

他のあそびに誘ってみたりします。

先に遊んでいる子が集中して遊んでいる時間を

大事にしてあげたいから、です。

「いま、○○ちゃんがつかっているから、

あとでかしてもらおうね。」

とことばをかけたりします。

先に遊んでいる子には

「あとでかしてね!」

とお互いの子どもの思いを言葉にして代弁し、

友だちとのかかわり方を教えていきます。

④のケース:これは大変困りますが、

「いやなことがあったの?」

「わかってあげられなくてごめんね。」と、

気持ちを受け止めながら

「おともだちを噛んだりしないでね。」

と伝えていきます。

 

いずれの場合も「こらっ!」「だめ!」

など大声で叱るような言葉から止めに入ると、

心のシャッターがピシッと閉まって、

何も聞いてくれなくなったり、

大声で泣いてこちらの言葉を遮ったり(さえぎったり)してきます。

 

私たちはびっくりもするし、

止めたい気持ちが優先してしまうときもありますが、

まずは(可能であるなら抱きしめて)受け止める、

を大切にしています。

 

どんなときも自分の気持ちをわかってくれる、

と子どもが感じてくれた時に、

きっと、確かな“絆”ができていくのだと信じて♡♡

 

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