ある日のYちゃん(4歳児女児)との出来事です。
午前中、園庭で戸外遊びを楽しみ、
昼食の時間になってお部屋に戻ったYちゃん。
トイレに行っている時、
急にシクシクと泣き出しました。
通りかかった保育士が
「どうしたの?」と声をかけると、
「だんごむしさん、
バケツの中に入れたままにしちゃった・・・。」
遊んでいる時にダンゴムシを見つけて
稲栽培中のバケツに入れてしまったことを
思い出したようです。
もとに戻すことを忘れたので、
自分のせいでダンゴムシが
お家に帰れなくなった、と心配になり
泣けてしまったようです。
ダンゴムシをもとに戻したい気持ちと、
給食準備が間に合わなくなる心配との間で
どうしようもない不安な気持ちになっていたYちゃん。
そんなYちゃんの様子を見ていた保育士は、
給食準備をほかの保育士に頼んで、
「じゃ、せんせいとだんごむしさん、
もどしにいこうか!」と。
保育士はYちゃんと一緒に園庭に戻り、
二人でバケツの中を一生懸命探しました。
しばらく探していましたが、
いくら探してもダンゴムシは見つからない。
「どうしよう、
だんごむしさん、おうちに帰れない…。」
元気のないYちゃん。
Yちゃんの気持ちに応えてあげたかった保育士は
バケツ近くにいたダンゴムシを
そっとバケツの中に・・・。
‼👀‼
Yちゃん、見てた⁉
じっと保育士の手元を見てる!
どうしましょう⁉
Yちゃん、どうなったと思いますか?
この続きは次回で・・・。