はな保育

男性保育士の苦悩

     

 

みなさんの園には男性保育士がいますか?

最近では、保育士全体の約4~5%が男性となり、

少しずつ増えてきましたが、

まだまだ数は少ないですよね。

そんな中で、

日々努力している男性保育士には、

多くの悩みがあるようです。

 

まず挙げられるのが、

「男性だから」という偏見です。

力仕事を一手に引き受け、

クリスマスにはサンタクロース、

節分には鬼役が当然のように任命されます。

虫退治も頼まれることが多いですが、

これが苦手だと伝えたときには、

「えっ、男のくせに…」

と言われてしまうことも。

これは立派なセクハラです。

また、男性用の更衣室やトイレがない園も

少なくありません。

 

例えば、逆の立場で考えてみましょう。

女性保育士の数が少なく、

女性だからという理由で裁縫やピアノ演奏など

すべてを任される状況を想像してみてください。

更衣室やトイレも用意されていないとなれば、

相当なストレスですよね。

結局は、お互いの立場を理解し合い、

助け合うことが大切なのではないでしょうか。。

  

 

保育の現場では、

男性保育士が子どものおむつ替えや

抱っこを控えるよう求められることもあります。

女性保育士ならば

当たり前のように行われることが、

男性保育士には禁じられたり、

不快な顔をされたりすることがあるのです。

本当に気の毒なことです。

 

近年、さまざまな事件が報道される中で、

世間の目が厳しくなるのは

理解できなくもありませんが、

もっと男性保育士を信頼し、

任せてほしい!という気持ちもあります。

それでも、現状では過度な接触や

ある程度の年齢になった子どもの

排せつ介助を控えるべき、

という流れになっているのかもしれません。

この点は、介護の現場でも

共通する悩みかもしれません。

 

「男女の区別なく」と思いつつも、

やはりお互いを尊重し、

支え合いながら進んでいくしかないような

現状のようです。

志は高くあるのに思い通りにいかずに

悩んでいる男性保育士の皆さん、

私は心から応援しています。

いつか、こうした問題が

解決される社会になることを願って。

みんなで変えていきましょうね!

頑張ってくださいね!

 

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