今年も駅伝は青山学院大学が優勝しましたね。
どの大学も、想像を超えるほど
厳しい練習を積み重ね、
この大会に臨んでいたことと思います。
その中で、なぜ青山学院は
あれほど強いのだろう——
そんなことを考えながらテレビを見ていました。
原監督のお話を聞いていると、
体力づくりや戦略はもちろんですが、
それ以上に「精神面のサポート」を
とても大切にされている印象があります。
実際、選手のみなさんが楽しそうに、
のびのびと走っている姿が
とても印象的でした。
特に心に残ったのが、
往路5区を走った黒田朝日選手です。
並走車から原監督がかけた言葉は、
「箱根の山に、朝日が昇るぞ!」
選手の名前と重ねた、
なんて素敵な声かけでしょう。
自分の名前を誇りに思いながら、
気持ちよく走れたのではないかなと思いますし、
その姿を見たご両親も、
きっと誇らしい気持ちに
なられたのではないでしょうか。
原監督は著書も出されていますね。
『勝てるメンタル』という
タイトルを見ていると、
スポーツの世界に限らず、
子育てや人を育てる現場にも通じる考え方が
詰まっていそうだな、と感じます。
今回の駅伝を見て、
ますます読んでみたいと思いました。
そして、自分を振り返ってみました。
私たちは日々、
どのような声かけをしているのだろう。
どんな言葉をかけられた時、
人は「嬉しい」と感じるのだろう。
人の士気が上がる言葉とは、
どんな言葉なのだろう。
誰でも、ただ「やれ」と言われたことを、
心からやりたいとは思えませんよね。
けれど、「頑張っている姿を
ちゃんと見てくれている」と感じられた時、
人は自然と前を向き、
「やってみよう」と思えるのではないかと。
今回の駅伝での青山学院の選手たちは、
それを証明してくれたように感じます。
苦しい走りだったはずです。
投げ出したくなる瞬間も、
きっとあったでしょう。
それでも走り切れたのは、
監督からの激励の言葉、
仲間の存在、沿道からの声援——
そのすべてが、この苦しさを
超える力になったからなのだと思います。
人は、言葉によって支えられ、
言葉によって、もう一歩前へ進める。
私も、誰かにそんな力を渡せる存在でありたい。
駅伝を見ながら、心からそう思いました。