みなさん、
「24節気(にじゅうしせっき)」
って聞いたことありますか?
日本では昔から、
1年を24の季節に分けて自然の変化を感じてきました。
今回は、24節気を使って、子どもたちと、
どんな風に自然と触れ合えるかを考えてみましょう!
例えば、6月には
「芒種(ぼうしゅ)」、「夏至(げし)」
という節気があります。
*芒種(ぼうしゅ)(6月6日頃)
-稲や麦などの「芒(のぎ)」と呼ばれる
穂が出る植物の種をまく時期です。
田んぼでは田植えが始まります。
植物の種をまく時期なので、
園庭やプランターで簡単に育てられる
植物の種をまいて、子どもたちと一緒に
成長を見守る活動はどうでしょう?
植物の成長に対する興味が湧きます。
*夏至(げし)(6月21日頃)
-一年で一番昼が長い日です。
太陽の力が強くなってこれから
夏が本格的に始まります。
太陽が高い位置にある夏至の日には、
影が短くなることを子どもたちと一緒に
観察してみましょう。
影を使った遊びや工作も楽しいです。
ちなみに季節は違いますが、
3月5日頃は啓蟄(けいちつ)。
虫たちが地上に出てくる時期なので、
園庭や公園で虫探しをしてみませんか。
この時期には土の中にいたアリや
冬眠していたカエル、ミミズなど本当に虫たちが
もぞもぞっと出てくるので楽しいです。
子どもたちに生命の神秘も伝えられます。
こういった活動は、
保護者との会話のきっかけにもなりますよね。
園でどんなことをしたのかを伝えると、
家庭でも同じ話題で
盛り上がることができちゃいます。
親子の絆も深まりますね。
24節気は日本の古くからの知恵で、
子どもたちに季節感や自然への興味を
持ってもらうのにぴったりです。
日本古来の文化を伝えつつ、
子どもたちと一緒に自然を楽しみましょう!
自然と遊ぶことで、
子どもたちの心も体も豊かに育つはずです。