Q
はな保育を選んだ理由を教えてください。
子ども一人ひとりに寄り添う保育､子どもたちに必要な『生きる力』を育てる保育を大切にできるところが一番の魅力でした。園見学に伺った際､職員と子どもたちがおだやかに向き合っている姿を見て感動しました。「子どもたちはもちろん、保護者の方々や､職員一人ひとりの気持ちに寄り添って皆で子どもたちの成長を見守っていきたい」という自分の希望が『はな保育』なら叶うと確信し、入社を決めました。
Q
日々の保育で大切にしていることはありますか？
大切にしているのは『子どもたちと同じ目線』でいること、子どもたちと『一緒に楽しむ』『一緒に喜ぶ』『一緒に悲しむ』『一緒に考える』ことです。日々、子どもたちの姿を見ながら､「自分だったらどう感じるかな？」と考えるようにしています。
Q
はな保育ではどんな保育ができますか？
またどのような保育方針に共感していますか？
はな保育が実践する､『子ども主体の保育』は､保育士も自分らしさを発揮できるとてもやりがいのある保育です。
子どもたちが主体的に考えたり行動したりするために､私たち保育士は適切な環境を用意することが大切です。子どもたちが心からワクワクするするようなものにどう出会わせてあげるのか、どう橋渡しをしていくのか、日々の子どもたちの姿をよく観察しながら､子どもたちと一緒に作り上げていく保育はとても楽しく、たくさんのことを学べる保育だと思います。
Q
はな保育で自分自身が成長できる、学べると感じていることがあれば教えてください。
保育は『人対人』の仕事です。子どもの気持ちや背景､保護者の方々の状況や考え等を想像することから始まります。職員に対しても､自分の気持ちを大切にするのと同じように相手の気持ちも大切に考えることが良いチームワーク作りに繋がっていくのだと思います。人の気持ちは決して自分の思い通りにはなりません。寄り添ったり、見守ったり、ときには忍耐も必要。そんな毎日から保育士としてだけではなく、一人の人間としてたくさんの学びがある毎日です。
Q
就活をしている学生さんにはな保育を勧めるとしたら、どんなところを勧めたいですか？また、どんな人がはな保育に合っていると思いますか？
「子どもと一緒に自分自身も成長していきたい」「ゆったり穏やかに子どもたちと関わりたい」と願う方にはぜひおすすめしたいです。またはな保育では､年齢､経験等の垣根を超えて､職員同士の心の距離がとても近いです。疑問に感じたことはすぐに相談することができたり、「困ったときはおたがいさま」を合言葉にみんなで助け合って仕事をしたりと､職場の雰囲気もとてもあたたかいので安心して働くことができると思います。認可保育園や小規模認可保育室のほか、病院内・企業内保育所など多数運営しているので､保育士としていろいろな経験ができるのも魅力だと思います。
Q
「自分らしく生きる」ために、心がけていることは何かありますか？
『自分らしく生きること』と、『自己中心的に生きること』は全く違います。自分らしく生きている人は、自分自身と同じくらい他人のことも大切にすることができる人なのだと思います。
私も、「周りがあるからこそ今の自分があるんだ」ということを忘れず､感謝の気持ちを持って生活することを心がけています。
Q
今後の夢や目標、展望、理想の保育士像などを教えてください。
子どもたちを笑顔にする保育を提供していくためには､職員たちの心身の健康が大切だと思っています。みんなで意見を出し合い学び合える場を作ったり、互いに褒め合ったり、認め合ったり、助け合ったりすることが自然にできるような環境を率先して作っていくことが施設長としての務めだと思っています。そして、仲間たちが思いっきり力を発揮し､楽しいときも辛いときもいつでも帰ってこれる、『こころの安全基地』のような安心できる存在になっていくことが私の目標です。
Q
子どもと触れ合っていて嬉しかったこと、感動したこと
子どもの可愛いところは保育士を呼ぶときに間違えて「ママー」と呼んでしまい、間違えちゃった～！という表情をする時。たまらなく可愛くて、また、私たち保育士に心を許してくれているんだなぁと思うと嬉しくなる瞬間でもあります。
日々成長していく子どもたち。昨日までできなかったことが今日できるようになっていたり、立った､歩いた､話した、友だち同士でなにかを作り上げた…などなど｡常に子どもたちは私たちに感動を与えてくれています。その感動は気づいていけさえすれば毎日溢れるほどあるのではないでしょうか。まさに、毎日が喜びと感動の連続！保育士という仕事は本当に素晴らしい！と思います。
Q
自分が成長したと思ったことを教えてください。
保育には正解がありません。「あの言葉がけはあの子にとって適切だったかな？」など日々考え、ときに悩みながら保育を行っています。これはどんなに経験を重ねても同じで、ひとつとして同じことが起こらない「人対人」の保育という仕事だからこそ、常に悩み考え、自分自身も成長することができるのだと思っています。子どもたちのためにと思い実践したことが、子どもたちの笑顔につながったとき、「やったー！」と心の中でガッツポーズ！保育の幅が広がっていくことも実感できで、「成長できたかな？」と嬉しく思います。
Q
仕事で失敗したことはありますか？
保育士になりたての頃、思うように仕事ができず、ミスも多かった私。先輩から何度も叱られると、「どうしたら叱られないか」を考え、子どもたちの姿ではなく、先輩の顔色をうかがいながら仕事をしてしまう辛い時期がありました。
ある時、そんな私を見て、クラスの子どもが、「せんせい、だいじょうぶ？おなかいたいん？」と心配そうに聞きにきて背中をさすってくれたことがありました。子どもたちの前では絶対に涙を流さない！と心に決めていた私でしたがこの時ばかりは涙を隠すことができませんでした。保育者が子どもたちに与える影響の大きさや、自分自身が元気でいないと子どもたちを幸せにすることなんてできないんだと反省させられた出来事でした。
Q
保護者に言われて嬉しかったことを教えてください。
子どもが卒園するときに、保護者の方に「この子はこれから先の人生も、たくさんの先生と出会いいろんなことを学んでいきます。でもこの子の人生にとって一番最初の先生はたったひとり。その先生が先生で良かったです。」と言っていただいたことです。今でも自分が行き詰ったときに思い出すと、元気をもらえる言葉です。
Q
先輩や後輩、職員に言われて嬉しかったことを教えてください。
「やっぱり保育って楽しい！」「先生と一緒にもう一度保育士として頑張っていこう！って決めました！。という言葉をいただいたときは本当に嬉しかったです。私も壁にぶち当たったり、くじけそうになったときには仲間たちからの言葉に支えられながら一歩踏み出し､頑張ることができています。とても大切な宝物です。
