Q
はな保育を選んだ理由を教えてください。
担当制という保育のスタイルに魅力を感じたのは、一人ひとりの子どもと丁寧に関わりながら、共に成長していけるところに、私の理想とする保育が実現できると感じたからです。
「今日はこんなお話をしたな」「こんな遊びを一緒に楽しんだな」と子ども一人ひとりのことを思い返すことができたり、初めてできたことをそばで一緒に喜び合える環境に惹かれました。
また、園見学や体験の際に、先生方が活き活きと働いている姿や、仕事と休憩の切り替えがしっかりできている環境を目の当たりにし、その点にも大きな魅力を感じました。
Q
日々の保育で大切にしていることはありますか?
子どもが興味を持っていることや、やりたいと思っていることをできる限り叶えられるように関わることを大切にしています。
遊びだけでなく、日常の何気ないコミュニケーションの中からも、子どもがどんなことに関心を持っているのかに気づけるよう心がけています。
また、4・5歳児では意見がぶつかり合うことも多いため、そのような場面では両者の気持ちに寄り添いながら、どちらも納得できるような言葉かけを意識しています。
さらに、子どもたち自身が「どうしたらよかったのか」「どうしたいのか」を考えられるような声かけを選ぶよう心がけています。
Q
はな保育ではどんな保育ができますか?
また、どのような保育方針に共感していますか?
はな保育では、1日の流れがゆったりとしているため、一人ひとりの子どもと丁寧に関わることができます。
子どもの「こうしたい」という気持ちや主体性にしっかりと向き合うことができる点に、大きな魅力を感じています。
また、「〜しなさい」といった強制ではなく、子どもがやりたいことを楽しみながら経験できるような保育をしたいと考えています。
すべての活動の主体が「子ども」であること、そして子ども自身の“生きる力”を育むという保育方針に、強く共感しています。
Q
はな保育で自分自身が成長できる、学べると感じていることがあれば教えてください。
はな保育では、1日のスケジュールがゆったりと進むため、子どもたちが好きな遊びにじっくり取り組める時間が多くあります。
その分、友だち同士で遊ぶ中で意見のすれ違いやトラブルが起こることも少なくありません。
そんなとき、「昨日はこの声かけでうまくいったのに、今日はうまくいかなかった」など、子どもたちの感じ方が日によって異なることを実感します。
だからこそ、いろいろな方法を試しながら言葉を選び、関わり方を工夫しています。
「こんな声かけをすると、うまくいくこともあるんだ」と気づける毎日があり、子どもと関わる中で自分自身も成長していると感じています。
Q
就活をしている学生さんにはな保育を勧めるとしたら、どんなところを勧めたいですか?
また、どんな人がはな保育に合っていると思いますか?
一人ひとりの子どもと丁寧に関わり、その気持ちにしっかりと向き合っていきたい方におすすめしたい職場です。
ピアノも、「必ず弾かなければいけない」というわけではなく、子どもたちから「弾いてほしい」という声があったときに弾く程度なので、ピアノが苦手な方でも安心して働ける環境だと思います。
また、困ったときには先輩の先生方が優しく手を差し伸べてくださるため、質問もしやすく、とても働きやすい職場だと感じています。安心して保育に向き合える環境が整っています。
Q
はな保育の理念「自分らしく生きる」ために、心がけていることは何かありますか?
私は「自分らしく生きる」ために、仕事とプライベートの区別をしっかりとつけるように心がけています。
保育の時間は、常に子どもたちに見られているという意識をもち、焦らず落ち着いた行動を心がけることが、子どもにとっての安心につながると考えています。
保育中は全力で子どもたちと向き合い、休憩の時間にはしっかりと心と体を休めることで、また落ち着いた気持ちで保育に戻れるようにしています。
Q
今後の夢や目標、展望、理想の保育士像などを教えてください。
今後は、より一層子どもの「やりたい」「体験したい」という気持ちを大切にし、それを叶えていけるような関わりをしていきたいと考えています。
先輩の先生が、サークルタイムの中で「新しいクラスでどんなことをしてみたいか」と子どもたちに問いかけていたり、遊びの中で子どもが椅子取りゲームをやりたそうにしている様子を感じ取って、翌日にその遊びを提案し実現していた姿がとても印象に残っています。
子どもの「やりたい」にしっかり寄り添うその姿を見て、私もそんな保育士になりたいと強く思いました。
Q
どんな方と一緒に働けると、安心してお仕事ができますか?
また、職員の方同士の関係はどんな雰囲気ですか?
子どもの成長に丁寧に寄り添い、主体性を大切にする保育観を持っている方と一緒に働けると、とても安心できます。
また、「大人がやったほうが早い」というのが当たり前のように思われがちですが、子どもは何をするにも時間がかかることを理解し、決して急かさず、子どものペースに合わせて関わることが大切だと考えています。
職員同士は常に報連相を大切にしており、「どうしたらより良い保育ができるか」を相談し合う場面も多く、保育に熱心な先生方が多いと感じています。
また、どんな質問にも優しく、わかりやすく答えてくださる先輩方ばかりで、相談しやすい雰囲気があるところも、この職場の魅力だと思います。
Q
保育士をしていてよかったと思ったこと
子どもから折り紙で手紙をもらい、「先生、いつもありがとう」と書いてありました。
保育の中ではうまくいかないことも多くありますが、こうした子どもの何気ない一言が大きな励みになり、「保育士になって本当によかった」と心から思いました。
Q
失敗したこと、反省したこと
初めてサークルタイムを任されたとき、緊張してしまい、子どもたちの名前を呼び間違えてしまいました。
そのとき、周りの子どもたちから笑いが起きましたが、「名前で笑うのはよくないことだよね」と伝えることができず、そのまま流してしまいました。
間違えられた子どもは悲しそうな表情をしていて、とても心に残りました。
たとえ自分が間違えてしまったとしても、その場をごまかさずに落ち着いて対処し、子どもの気持ちに寄り添える対応をしなければいけないと、強く反省しました。
Q
自分が成長したと思ったこと
子どもとの関わりでうまくいかず、ペアの先生に助けを求めようとしたとき、「これは先生が乗り越えなきゃいけないね。頑張れ」と声をかけてくださいました。
その言葉を受けて、すぐに人に頼るのではなく、自分なりにその子としっかり向き合うことに決めました。時間はかかりましたが、少しずつ信頼関係を築くことができたと思います。
この経験を通して、子どもと向き合う中でめげずに関係を築いていくことの大切さを学びました。
Q
子どものこんなところが可愛い!
朝、保育室に入ると、「先生、おはよう!」「先生、これで一緒に遊ぼ!」「先生、朝見たよ!」など、
子どもが集まり声をかけてくれたり、来ているお洋服を紹介してくれたりと、毎日朝からとても癒されています。
Q
保護者に言われて嬉しかったこと
帰りの時間などに保護者の方と関わる中で、「この子、先生のことをよく家で話すんです。先生のことが大好きみたいで」と家庭での様子を伝えていただいたとき、子どもとの関わりがしっかりできているのかなと感じ、とても嬉しくなりました。